2019年7月27日土曜日

皆生大会完走記①

去年途中失格となった全日本トライアスロン皆生大会。リベンジを誓って出場した2019年度の大会では、満身創痍になりながらも制限時間11分前にゴール!何とかリベンジを果たしました。
ゴールとなる競技場に入ってからの300Mは、これまでに見たこのない幸せな景色でした。
2度目の挑戦となった皆生大会を振り返ります。


【2度目のロング挑戦で完走!皆生大会完走記①】


前年の大会では、ランの途中でアンクルバンドをつけ忘れたことにより失格。ただ、本人の感覚としては十分ゴールできる体力が残っていたとだんだん過去の記憶が美化されてくる。

このため、去年の時点では5月に入ってから本格的な練習を開始したのでは遅すぎるという認識をしっかりと持っていたにも関わらず、仕事の忙しさを言い訳に今年も十分な練習が積めないまま、シーズンを迎えてしまいました。

4月の練習状況を見てみると、薪割りを含めても7日間しか体を動かしていない。一か月間で泳いだ距離1km。バイク42km。ラン9km。

正直・・・何もしていないのと変わらないレベル。

そうした中届いた皆生大会参加決定の通知。また今年も抽選にあたってしまった。
まあ、去年同様山形県からの参加者は自分一人だけ。県別の枠もあるだろうから、ほかに参加希望者がいなければかなりの確率で合格するわけで。

そう。エントリーさえすれば出られるとわかっていたのに動いていない自分。
これではまずい・・・。

5月に入って心を入れ替える。

練習した日数11日。ラン42kmはまだいい。ただ、スイムは相変わらず1km。バイクに至っては20kmとランよりも少ない。このままではまずい。まずいのはわかっていたのにやっぱり動けない。

正直、仕事のストレスにやられて心のエネルギーが足りなかったと思う。思うけれども動かない体。そして毎晩のむビール。体重も一向に落ちないまま、6月を迎える。

6月の頭にはさくらんぼマラソンのハーフに出場。当然練習不足の体。2時間17分という過去ワーストのタイムをたたき出す。

これ本当にどうしよう。けれど1か月ある。心が疲れているのは相変わらず。正直会社に行くのが苦痛で仕方がない。こんな状態じゃあ練習をする気力もわいてこない。

数限りなく自分に言い訳をしながら、それでもできることを考える。

―正直、去年みたいな練習はとてもできない。なので、メニューを変更する。筋トレメインとバイクは上り重視。距離を積む練習は二の次に。そして、一応ゴールできるだけの泳力を取り戻す。

実際のところ、6月にプールに行った回数は3回。ここで何とか1.5kmを泳ぐメニューがこなせるようになる。ランはダメージが来るので回数を減らして、その分練習後の筋トレをマストとする。
そして、距離は短いけれど、週1回必ず山登りのバイク練習をいれる。

県民の森往復の32km。獲得標高400m。
前々対した練習にはなっていないんだけど、それでも続けるうちに去年よりもバイクの上りが楽になってきたように感じる。 

そして7月。何とか時間を作ってスイム練習を2回実施。そして、バイクのロングライドをようやく1回い実施した。国道112号から大井沢を抜けて帰る107km。獲得標高は約900m。
この距離をこのくらいのタイムと疲れ具合で走れるのなら、皆生のコースも何とかなるだろう。

練習の絶対量が足りないことは痛烈に自覚しつつ、今年の、今の状況で精一杯の体を作って大会に臨んだ。体重は練習後でも73kgがやっと。去年より約2kg重い。

う~ん。体脂肪率は変わらないし、去年より筋肉が増えたと思おう。


ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

人生、曇り時々晴れがいい。





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