2018年12月24日月曜日

皆生大会惨敗の記録~初心者がロングの大会で失敗しないために~②

初めて出場したロングのレース「全日本トライアスロン皆生大会」の失敗をたどる記録②



まさかの当選通知が届いた―。

本来ならば諸手を上げて喜ぶべきところ。でも、その前に大きな問題が待ち受けていた。

それが、大会の参加費。

参加費は手数料も加えて4万円もかかる。

給料の全額を家庭に入れ、お小遣いでレース出場をしている身としてはすぐに「はいはい」とクリックすることはできない額だ。


さらに、交通費を計算してみる。

山形から鳥取県まで、空路での直行便はない。仙台空港を利用するしかないが、片道5万は固い。となると往復10万。

さらにバイクの輸送にも2万以上かかる。このほか、宿泊費、現地での交通費等を考えるとすべて合わせて15万くらいかかる計算に。参加費合わせると20万!

計算すると吐き気がしてきた。


金額を考えると参加はとても無理。でも、去年おシンレースの1レースしか出てないない自分が当選する幸運が来年も続くとは思えない・・・。

そこで出した結論が、


片道1000kmを「車で自走していく」。


いかにもトラ人の発想。

会社の人に話したら、即答で「馬鹿じゃないの?」と言われた。
しかし、この方法だと、バイクの送料がタダになる(車に積んでいくから)。

交通費もガソリン代と高速代のみ。土日の場合はETCの週末割引も使える。
唯一難点は疲れること。これは大会前のコンディションを整えたい時期には痛い。

しかし、ほかに選択肢がないこともあり、車で自走した場合の交通費を計算してみる。

往復2000kmのガソリン代は、リッター150円、燃費13km/L想定で2万3000円。
さらに、往路はほとんどを下道で行くことにすれば、高速代を入れても交通費は4万ほどで済む。

宿泊はこれまで貯めたじゃらんポイントを活用して、一泊3500円ほどの宿を2泊分タダに。

その他諸々の経費を追加しても総額9万まではいかないくらい。
毎月5000円をトライアスロン関係費用として、お小遣いの積み立てを行っているので、年間6万の予算を上手に活用すれば、何とかまかなえるかも・・・。

そんな淡い期待を抱き、支払いのためにコンビニのドアをくぐった。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます!


人生、曇り時々晴れがいい。

















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