2018年12月26日水曜日

皆生大会惨敗の記録~初心者がロングの大会で失敗しないために~③

初めて出場したロングのレース「全日本トライアスロン皆生大会」の失敗をたどる記録③



たった2か月のトレーニングでロングのトライアスロンのレースに出るまで。


コンビニに皆生大会の参加料を支払い、これで後戻りはできなくなった。

しかし、支払を終えてから皆生大会まで2か月ちょっとしかない。
何度もいうけれど、この冬はろくなトレーニングもしていないので、これまでの筋肉貯金もない。
さらには、前の年まで5年間、運動とは無縁な生活を送ってきたこともあり、ろくに走れないことは分かっていた。

身長173cmに対して体重は78kg!晩御飯食べた直後には79kgを記録していた立派なメタボ体型の姿が、鏡の中から現実をつきつけてくる。

そのため、2か月の間は、いかに効率的なトレーニングを積んでいくかが重要になる。
トレーニングの量はもちろんだが、質を重視しなければとても体が仕上がらない。

しかも誰かにコーチをお願いしているわけでもないので、すべて、自分一人で自分の体と対話しながら進めなければいけない。
このため、ネットでロングのトライアスロンのレースに出るためのトレーニング方法を調べに調べ
まくった。

・・・その結果。



2か月で出るなんてアホすぎることが判明した。


ネットを検索すれば、数多くのトライアスロンのトレーニング記事がヒットした。
しかし、そのどれもが、ロングに出るには1年間は準備期間が必要と書いてあるし、半年間は本格的な「トレーニングを始めるための」準備期間に充てるべし・・・と言ってある。

2か月で出ようなんて人がいないため、そもそもそんな記事もトレーニング方法も書かれていない。

仕方ない。自分自身のこれまでの体験、自分の体との対話を繰り返していくしかない。

5月1日、まずは会社が法人会員になっているために、月4回までならタダで利用できるスポーツジムに行って、一人で現状把握に行った。

エアロバイクで約20分。一応、画面の表示上は10km走ったことになっている。
10分を過ぎたあたりから滝のような汗が流れ出る。
その後、ストレッチをしてランニングマシンに。時速9kmに設定して走り始めるが・・・2kmで息が上がった。3kmで腰が落ちてきた。何とかだましだましやって4kmで挫折。この間約30分。

想像してはいたけれど、想像以上にダメダメな自分の体にびっくりした。

練習を開始して約1時間。本当はこの後、スイムの練習をしたかったのだが、そんな気力はどこを探してもない。仕方なく、体のケアを兼ねて、きわめて軽い負荷での筋トレを行った。


この、軽い負荷での筋トレは、個人的には体のバランスを整えるのに非常に効果的だと思っている。もちろん、腹筋や背筋等、体幹の筋肉を鍛えるにはある程度負荷をかける必要があるが、僧帽筋等肩回りの筋肉や、首の筋肉、関節回りの筋肉等は、そこに筋肉があることをしっかりと意識して動かすことで、体の状態をより深くしることができるようになるし、色々な体の動きをするときに、どのように各部の筋肉が動いているのかわかるようになる。

何より、血流が良くなるので、肩こりや腰痛には効果覿面(あくまで個人の感想です)。
ストレッチと筋トレを兼ねる動きを行って体をいたわると、ぜいぜいと呼吸していた時は絶望的な気持ちになっていたのが、汗とともに憑き物が落ちたように心が軽くなっていた。

やっぱり体を動かすと気持ちいいよね。



ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

曇り時々晴れがいい。

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