2018年12月29日土曜日

皆生大会惨敗の記録~初心者がロングの大会で失敗しないために~⑥

初めて出場したロングのレース「全日本トライアスロン皆生大会」の失敗をたどる記録⑥


ぎっくり腰から1週間。

ようやく運動を再開した。

最初は3種目の中で最も腰に負担が少ないバイクから。30kmちょっとの距離を1時間半くらいかけて走る。

特に腰に問題はない―。

ということで、ここから本格的に運動を再開した。翌日も2日連続のバイク練を65km。
ジムで筋トレとストレッチ、スイムと進めたのち、ようやくランの練習も再開。

仕事で動けない日もあったものの、6月は16日間を練習に費やした。週3~4のペース。

月刊走行距離は、5月がスイム1.1km(やばい)、バイクが329km、ランが49km。
ぎっくり腰で走れない週があった中、このくらいが限界か。

6月は、スイムが8.8km、バイクが252km、ランが75km。
スイム練習がぼちぼち本格化したほか、フルマラソン対策としてのラン練習が多くなった。

食事面にも気を遣い、ビールの消費量も減らした結果、2か月で体重が5kg減。体脂肪率も5%減少した。明らかに体が軽くなった実感がある。

もちろん、こんな練習量を公開しておいおいという突っ込みたい人もたくさんいると思う。だけど、このくらいの練習量すらなかなかできていない、もしくは同じくらいの練習量しかできていないので、大会出場をためらっている人もたくさんいると思う。

多くの人たちは、十分な練習が積めたらレースに出場使用と考えるみたいだけれど、これは発想が逆だと思う。レースに出るための十分な練習などというものは、結果を出さなければならない事柄が無ければモチベーションが続かない。

モチベーションが続かなければ練習も十分に積めず、結果レース出場は先延ばしになる・・・の負のスパイラルに陥っていつまでたってもレース出場はかなわぬ夢になってしまう。

少なくとも、生来の堕落癖のある自分にはこうなることが目に見えている。

ただ、逆に無茶な目標に対して何とか帳尻を合わせるのは得意(これもダメな努力の仕方だとは思うけど)なので、今回の無謀とも思えるチャレンジを敢行した。

やはり、ニンジンがぶら下がっていないと走り出せないし、そのニンジンは「おいしいこと」よりも「できなかったらやばい」ことの方が何倍もエネルギーを持っていると思う。

そんなこんなで、何とかモチベーションを保ちながら練習を続けたが、それでも練習量はだんだんと落ちて行った。仕事が本格的に忙しくなった7月はなかなか思うような練習ができず、結果として疲れを取る形で本番を迎えることになった。

モチベーションの源となるニンジンにも賞味期限があるということか・・・。d


7月13日、いよいよ鳥取県に向けて出発した。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

人生、曇り時々晴れがいい。

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