2018年12月30日日曜日

皆生大会惨敗の記録~初心者がロングの大会で失敗しないために~⑦

初めて出場したロングのレース「全日本トライアスロン皆生大会」の失敗をたどる記録⑦


7月13日。

山形は朝からまずますの天気。日差しもそれほど強くなく、暑すぎない。
朝から晩までの長距離ドライブをするには良い天気だ。

朝、学校に行く子供たちを送り出した後、自分も出発。本当なら早朝6時くらいから出かけた買ったけれど、前日まで出張で札幌にいっていて、帰宅できたのが夜の11時。
そこから荷造りを始めて風呂に入り、ようやく床についたのは夜中の1時になってしまった。

サラリーマントライアスリートのつらいところだが、こればかりは仕方がない。それでなくても土曜日のイベントの設営を同僚に任せてきているので文句も言えないし。

何やかやあってもようやく9時半ごろ、山形を出発して国道13号を南下。南陽市から国道113号に入り、小国町経由で新潟を目指す。

新潟でも国道7号をひた走り(高速に乗るか最後まで迷ったものの、結局下道で行くことにした)、
夕方6時すぎ、富山市を抜けたあたりで夕食。一人カーボナイズと称してラーメン屋で夕食。
朝家を出て以来、誰ともしゃべっていない。

約9時間の運転で結構体中がこわばっている。だが、今日の目的地はここではない。
明日、できるだけ下道で行くためにも、今日のうちに距離を稼いでおきたい。

食べ終わるとすぐに出発。帰宅ラッシュの国道は非常に混んでいて、なかなか前に進めない。ようやく石川県に入ったのは完全に日が暮れてから。コンビニでの休憩中、本日の宿をどこにするか検討し、webで予約を入れる。

福井市内に一泊3000円という格安のビジネスホテルを発見。ポイントを使って支払は実質0円だ。頑張ってあと70kmほど走ることにした。併せてガソリンも給油する。さすがに片道1000km。18年前の車ではノンストップで行けない。今のプリウスとかならいけるのかもしれないけど。

JR福井駅からほど近い宿には夜11時過ぎに到着。実に14時間を(途中休憩あったとはいえ)運転してさすがに疲れた。考えてみたら前日も5時間弱しか寝ていない。

宿はやはりというかなんというか、想像していた通りの年代を感じさせる作り(最大限の賛辞)。
ベッドはかび臭く、エアコンは窓付けでオンにするとガオンガオンとよくわからない轟音を立てる。夜中にこの音はとなりの部屋に迷惑ではないか?とは思うが、部屋の中は蒸し風呂のような暑さだし、ごめんなさいを言ってしばらくつける。

本当は湯船につかりたかったが、部屋付のバスはシャワーのみ。軽く汗を流して早々に床についた。


翌朝。
望外によく眠れて、すっきりと朝5時半に起床。何といっても今日は午後2時からの説明会に出ないといけない。朝食付きのプランながら、朝ご飯は7時過ぎにならないと出ないとのことなので、泣く泣くコンビニで朝食を買う。

次いで、とうとうここで明日のレースに備えて高速に乗ることにした。下道だと残り350km。高速だと残り450km。100km余計に走ることになるが、下道が混んでいた場合、最悪送れる可能性がある。さらに、平均50kmで走れたとしても7時間のドライブは、さすがに翌日のことを考えるとよくないだろうと思い(すでにこれまでの移動の仕方も問題があるが・・・)、苦渋の決断(+5000円の出費)だった。


朝6時に出発して高速に乗ったのが6時半、そこからは快適なドライブに。
途中片側1車線になるところで遅い車の列に引っ掛かり、時速60kmでのろのろ運転を強いられた以外は信号なしのノンストップ!さすが!高速最高!!

出発から5時間足らずで、決戦の地、鳥取県米子市に到着した。


車から降りたってすぐに思う。暑い。これは厳しい戦いになりそうだ。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

人生、曇り時々晴れがいい。

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