2018年12月27日木曜日

皆生大会惨敗の記録~初心者がロングの大会で失敗しないために~④

初めて出場したロングのレース「全日本トライアスロン皆生大会」の失敗をたどる記録④


トレーニングによって心が軽くなったからといって、体も軽くなったわけではない。
翌日にはしっかり全身筋肉痛になっていた。

とはいえ翌日は会社が休み。まずは長時間運動をし続けることに慣れようと、バイクにまたがった。


2か月間でロングのトライアスロンのレースを完走する体を作るために、トレーニングの柱と考えたのは3つ。

・体幹を中心とした筋力アップ(バイクの登坂力、ランでの正しい姿勢の維持)

・LSD(Long Slow Distance)をメインとした持久力強化(決して無理をしない運動強度)

・柔軟性の向上(けがをしない)

まずは、根本的な筋力不足が考えられる。昔は蔵王お釜までのヒルクライムを練習に取り入れたこともあったが、今では蔵王温泉にすらたどり着けない自信がある。
また、埼玉県までバイクで往復していた持久力もかけらもないはず。
さらに、そうした中で無理な運動を行えば、必ず疲労がたまりけがにつながる。

これらの課題を解決するため、筋トレを中心としたジムでの練習を週1回。
バイクでのLSDを週1回(会社が休みの日でないとなかなかできない)。
5km~10kmのラン(こちらもLSD・・・と言えるほどの距離は走れないのでJOG程度)を週2~3回。
計週5回の練習で、1週間の練習時間を10時間以上と設定した。

この練習量は、もちろん一線級で活躍している選手にしてみれば、リカバリー期間のメニュー量だろうし、エイジの強豪選手から見たら鼻くそみたいなものなのは百も承知している。

しかし、運動を全くしていない人がいきなりライ〇ップに行った程度にはボディメイクできるはず。
何より、最初に無理をしてきつくてモチベーションが続かなかったり、けがをして走れなくなる期間が出るのが致命傷だ。今の1週間は本当に貴重な時間なのだから。

こうしてみると、仕事の忙しさにかまけて漫然と過ごしてきたこれまでの日々が、なんと時間を無駄にしていたことだろう。こうした気づきを得ただけでも皆生に申し込んで良かったと感じた。


さて、練習2日目のバイクは、平地を中心に72km。途中の休憩も入れて約3時間。平均時速は24kmほどだった。自宅につくと同時に間髪入れず2kmのショートランに出る。

トライアスロンをやっている人なら必須のクロストレーニング。本当は10kmくらい走りたいんだけど、体力的にこれが限界。ふくらはぎがプルプル言ってて今にもつりそう。

その後柔軟をして練習終了。得意のバイク(自分の中では)。いきなりでも70キロ以上乗れた。
皆生のバイクはロングとしては短めの140km。この日の練習のたった2倍の距離でしかない。

あれ、全然行けるんじゃない?

たった2日間練習しただけで、すぐに調子に乗ってしまう。
そんなに甘いもんじゃないことに気付いたのは、2週間がたってからだった。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます!

人生、曇り時々晴れがいい。

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