今年のレース関係、初のエントリーです。
6月2日に開催される「果樹王国ひがしね さくらんぼマラソン大会」にエントリーしました。
大会公式HPはこちら。
去年はエントリーはしたものの、期限まで支払いするのを忘れてて結局参加できずにいたので、2年越しのエントリー成功です。いや、恥ずかしいお話しなのですが。
この大会は、山形県内のスポーツイベントの中で最も多い1万2000人が定員のマラソン大会。今年で18回目を迎えます。
元々「さくらんぼマラソン」の名前は、寒河江市で開催されていた「”さがえ”さくらんぼマラソン大会」が最初です。こちらは今年43回目を迎える歴史ある大会なのですが、全てのカテゴリーの定員合計が4000人。規模としては圧倒的に東根に負けています。
そのため、今では「寒河江の」さくらんぼマラソン大会であることをわかってもらうために、あえて「”さがえ”」と表記することにまでなっています。公式HPも去年のまま。調べてみたら、スポーツエントリーではエントリーを募集しているので、今年も大会はあるようですが、本家本元のさくらんぼマラソン大会としては寂しい状況になっています。
かくいう僕も東根の大会にエントリーしたわけですしね。
東根市と寒河江市は、「さくらんぼ」を巡ってのライバル関係が有名な話です。方や「佐藤錦発祥の地」、方や「さくらんぼの生産量1位」。
どっちがどっちだったか忘れましたが、とにかく「さくらんぼ」を巡っては火花を散らす両市ですが、マラソン大会の運営に関しては、東根市に軍配が上がっているようです。
でもこれって、ロケーションの差だよね・・・。陸上自衛隊第六師団を擁する東根のさくらんぼマラソンは、自衛隊の広大な敷地を全面的に活用して、1万2000人を収容するだけの駐車場を確保。なるべく車で来ないようにとか、乗り合いで来てほしいと呼び掛けはするものの、これだけの台数の車を収容できる場所は、なかなか他にはありません。
一方の寒河江市の方は、市内の中心部を走るので駐車場と交通規制が大変ですし。
さて、”東根”のさくらんぼマラソンにエントリーするのは、今年で3回目です。初挑戦は2009年。初挑戦=初ハーフでした。
この時は、前半は1km5分半くらいのペースでずっと走れていたのですが、18kmを過ぎたあたりで左膝が痛くなり(ランナー膝っていうのですかね?)、ペースダウン。
機械の油がきれて、ギコギコ音がするような感じで膝が動かなくなり、歩くことしかできず。残り3kmに30分以上かかり、2時間12分でゴールしたのを覚えています。
これは完全に練習不足が原因との反省のもと、翌2010年には練習を強化。さらにさくらんぼマラソンの4週間前にも別のハーフマラソン大会に参加。さらに2週間前には飯豊グランフォンド飯豊で160kmのグランフォンドを実施して、本人的にはかなり準備万端の状態で参加。
結果は1時間52分。秒までは覚えていませんが、こちらが今のところ僕のハーフマラソンのベストタイムになっています。
なお、この年は、2週間後に参加した本命のおしんレースで、最後のランの途中でふくらはぎに肉離れをしてしまいDNF。十分な練習ができるだけの体作りができていなかったことが反省となりました。
さて、今回はそれから9年ぶりの参加。目指すはもちろん自己ベスト更新ですが、前回参加したときは34歳。今年参加すれべ43歳。奇しくも3と4で表記される年齢となりますが、体力的には全然ベースが異なります。
とはいえ、冬の間サボっていたこともあるので、昨日は久々にランの練習を実施。とはいえ、たった5kmのジョグですが、これでも結構なダメージがありました。
まさかの足裏に豆ができるとか(どんだけ走っていなかったんだよ)、膝上の四頭筋がバリバリに張るとか、シンスプリントが痛くなるとか。
思い知ったのは43歳の体の現実です。
今年の山形は例年になく暖かい冬になっていて、雪も全然なくなったので、これから少しずつペースを上げて大会に合わせていきたいと思います。
皆生をどうするかもあるしね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
2019年3月1日金曜日
2019年2月28日木曜日
薪ストーブのメリットとデメリット11 斧について
薪ストーブ歴10年の筆者が、雪国山形の住宅街で薪ストーブを使って分かったメリットとデメリットをお伝えするシリーズの第11弾。
今回の話題は斧についてです。
1.斧とは
2.選び方
3.気を付けて!
4.楽しく薪割りをするために
1.斧とは
斧は非常に歴史のある道具です。誕生したのは石器時代と言われています。確かに歴史の教科書にも打製石器の斧の写真やイラストが掲載されていましたよね。
武器としても使われていましたが、元々は斧は木を切り倒したり、枝をはらったりするのに使われていました。のこぎりが発明されるまでは、斧で木を切り倒していたそうです。
物語では、良く木こりが筋骨隆々で描かれていますが、大きな木を斧一本で切り倒すとなると、そういう体になりますよね。ちなみに、のこぎりはチェーンソーの発明により、その役目を終えています。
2.選び方
ところで、今回話題にするのは、もちろん薪割りに使う斧についてです。こちらは、メーカーさんにより、様々な種類の斧が販売されています。
僕が持っている斧は2本ですが、そのほかにも何本もの斧を試してきました。今回はそうした経験を踏まえて、斧の選び方をご説明します。
薪割りは、斧を薪にたたきつけて、その衝撃で割るわけですが、その衝撃力は、斧の重さ×斧を振るうスピードの二乗で計算されます。いわゆる運動エネルギーの計算式ですね。
K=1/2×質量×速度の二乗ですね。
簡単に言うと、重たい斧をすんごい速さで振り回すと、大きな力が生まれるので、薪を割りやすくなります・・・ということです。
なので、斧の重さが重くなればなるほど薪割りには有利になるので、マジックアックスのような、斧頭が4kgくらいあります。
これ、確かによく割れます。でも、こんなの振り回せる人そんなにいないですよ。まずもって女性でこれを使える人はほとんどいないですし、下手すると大けがしちゃいます。
男性でもかなりの力持ちでなければ、斧の重さを使って割るのが精いっぱいです。ま、もともとそういう斧なんですけどね。
でも、よく考えてください。質量×速度の二乗です。つまり、斧を振り回す速さがの方が、斧の重さよりも重要ということです。
そこで私が使っていておススメの斧が、グレンスフォッシュの「薪割り槌」です。斧の重さは2400g。僕が使って振るうにはちょうどいい重さです。反対側はハンマーになっているので、楔を使って薪割りをすることにも使えます。
これだとちょっと重い・・・という方には、ロング大型薪割りがおススメです。重さは1800g。
選び方で大事なのは、自由自在に振るうことができるかです。ネットでも販売されていますが、一度ショップで実物を見てから購入された方がいいです。
3.気をつけて!
なぜ自由自在に振るうことができることが大切か。
それは、注意して振るわないと斧頭が脛に当たってしまうからです。斧頭は、肩~腕~斧と続く円運動で動きます。そうするとどうなるか。
斧頭は脛に向ってきてしまいます。当たったら大けがです。きっと一生薪割りをやらなくなるでしょう。
そのため、斧をふるうときは、途中から下の地面に向けた直線運動に切り替えなければなりません。この切り替えを一連の動きの中で行わなければならないので、自由に振り回せる重さの斧を使う必要があります。
筋力のある人でしたら、重たい斧を使うことができますが、筋力が無い人は軽めの小さな斧を使うことをお勧めします。当たり前の話になってしまいますが・・・。
4.楽しく薪割りをするために
薪割りは重労働ですが、その分、薪棚に薪が積み上げられていくと幸せな気持ちになります。ぜひ、薪割りの楽しさを味わってみてください。
その薪割りを楽しくする方法、それは、最も手軽に上手に薪が割れることです。そのため、斧選びは慎重に行いましょう。多くの専門書やネットの記事が、おススメの斧を紹介しています。当記事も紹介しています。
しかし、僕にとってのベストな斧が、あなたにとってのベストとは限りません。あなたにとってのベストな斧を選ぶ基準が、自由に振り回せる重さ、長さの斧を選ぶことです。最終的にベストな形の斧が見つかればうれしいです。
それと、最後にもう一つ。斧の刃は包丁と違ってそれほど頻繁に研ぐことはありません。しかし、刃の切れ味は薪割りの精度に大きく関係します。ぜひ、定期的に刃を研ぐことをおススメします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
今回の話題は斧についてです。
1.斧とは
2.選び方
3.気を付けて!
4.楽しく薪割りをするために
1.斧とは
斧は非常に歴史のある道具です。誕生したのは石器時代と言われています。確かに歴史の教科書にも打製石器の斧の写真やイラストが掲載されていましたよね。
武器としても使われていましたが、元々は斧は木を切り倒したり、枝をはらったりするのに使われていました。のこぎりが発明されるまでは、斧で木を切り倒していたそうです。
物語では、良く木こりが筋骨隆々で描かれていますが、大きな木を斧一本で切り倒すとなると、そういう体になりますよね。ちなみに、のこぎりはチェーンソーの発明により、その役目を終えています。
2.選び方
ところで、今回話題にするのは、もちろん薪割りに使う斧についてです。こちらは、メーカーさんにより、様々な種類の斧が販売されています。
僕が持っている斧は2本ですが、そのほかにも何本もの斧を試してきました。今回はそうした経験を踏まえて、斧の選び方をご説明します。
薪割りは、斧を薪にたたきつけて、その衝撃で割るわけですが、その衝撃力は、斧の重さ×斧を振るうスピードの二乗で計算されます。いわゆる運動エネルギーの計算式ですね。
K=1/2×質量×速度の二乗ですね。
簡単に言うと、重たい斧をすんごい速さで振り回すと、大きな力が生まれるので、薪を割りやすくなります・・・ということです。
なので、斧の重さが重くなればなるほど薪割りには有利になるので、マジックアックスのような、斧頭が4kgくらいあります。
これ、確かによく割れます。でも、こんなの振り回せる人そんなにいないですよ。まずもって女性でこれを使える人はほとんどいないですし、下手すると大けがしちゃいます。
男性でもかなりの力持ちでなければ、斧の重さを使って割るのが精いっぱいです。ま、もともとそういう斧なんですけどね。
でも、よく考えてください。質量×速度の二乗です。つまり、斧を振り回す速さがの方が、斧の重さよりも重要ということです。
そこで私が使っていておススメの斧が、グレンスフォッシュの「薪割り槌」です。斧の重さは2400g。僕が使って振るうにはちょうどいい重さです。反対側はハンマーになっているので、楔を使って薪割りをすることにも使えます。
これだとちょっと重い・・・という方には、ロング大型薪割りがおススメです。重さは1800g。
選び方で大事なのは、自由自在に振るうことができるかです。ネットでも販売されていますが、一度ショップで実物を見てから購入された方がいいです。
3.気をつけて!
なぜ自由自在に振るうことができることが大切か。
それは、注意して振るわないと斧頭が脛に当たってしまうからです。斧頭は、肩~腕~斧と続く円運動で動きます。そうするとどうなるか。
斧頭は脛に向ってきてしまいます。当たったら大けがです。きっと一生薪割りをやらなくなるでしょう。
そのため、斧をふるうときは、途中から下の地面に向けた直線運動に切り替えなければなりません。この切り替えを一連の動きの中で行わなければならないので、自由に振り回せる重さの斧を使う必要があります。
筋力のある人でしたら、重たい斧を使うことができますが、筋力が無い人は軽めの小さな斧を使うことをお勧めします。当たり前の話になってしまいますが・・・。
4.楽しく薪割りをするために
薪割りは重労働ですが、その分、薪棚に薪が積み上げられていくと幸せな気持ちになります。ぜひ、薪割りの楽しさを味わってみてください。
その薪割りを楽しくする方法、それは、最も手軽に上手に薪が割れることです。そのため、斧選びは慎重に行いましょう。多くの専門書やネットの記事が、おススメの斧を紹介しています。当記事も紹介しています。
しかし、僕にとってのベストな斧が、あなたにとってのベストとは限りません。あなたにとってのベストな斧を選ぶ基準が、自由に振り回せる重さ、長さの斧を選ぶことです。最終的にベストな形の斧が見つかればうれしいです。
それと、最後にもう一つ。斧の刃は包丁と違ってそれほど頻繁に研ぐことはありません。しかし、刃の切れ味は薪割りの精度に大きく関係します。ぜひ、定期的に刃を研ぐことをおススメします。
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人生、曇り時々晴れがいい。
2019年2月22日金曜日
PTA会長が語るPTA活動を10倍楽しくする方法2
小学校のPTA会長に選出されてしまった筆者が、PTA活動を10倍楽しくする方法を見つけていくシリーズ。
2回目の今日は、役員選出についてです。
1.PTA役員
2.選出方法
3.交渉
4.きょうの良かった
1.PTA役員
そもそも、PTAの役員って何をするのでしょう。
簡単に言えば学校のPTA活動の段取りや準備を行うことになります。
学校によって活動の幅、熱心さ、大変さが異なりますので、役員=大変とはなりませんが、ほとんどの人のイメージは「PTA役員になる=面倒だ」となっています。
私たちの小学校では、各学年から13人(6年生だけ14人)の役員が選出されます。役員になると、文化部とか体育部など、専門部と呼ばれる部会に所属することになります。
それぞれの専門部には毎年同じような活動をしていて(体育部は運動会の運営の支援など)、担当の行事が近くなると役員同士が集まって準備を行います。
このほかに、学年行事と呼ばれる学年の活動が年1回あって、こちらの準備や運営を担当します。
このほかに、会長、副会長、監事などPTA活動全般を見る役員もいます。
2.選出方法
選出方法は、立候補と推薦の2つです。
毎年13人(6年生だけ14人)の役員が選出されますので、6年間では79人の人が役員になります。会長、副会長などの執行部も含めると80人以上になります。
私たちの小学校は、各学年が80人ちょっとなので、一人1回は何かの役員を担当することになります。
このため、「上の学年になると大変になる」という噂(事実ですが・・・)が広がり、下の学年の時は立候補が多く抽選になり、4年生以降になると極端に立候補が減ってしまう事態が起きています。
3.交渉
そのため、役員になってもらうためのお願いの電話をすることになります。
多くの場合は、今年度の役員の人が来年度の役員を決めるために電話をします。
そして交渉が始まります。
でもこの交渉、なかなかうまくいきません。
なぜか―。どうしたって「私のかわりにあなた来年役員やってください」というお願いになっちゃうからです。
その気持ち、良く分かります。そりゃそうですよね。
特に、6年生の時に会長になることが決まっている副会長の選出が一番難航します。その先数年間のPTA活動が約束されてしまうので、なかなか協力的な方が見つからず、苦労することになります。
私も今回、非常に多くのご家庭に電話しました。電話で名乗っただけで嫌そうな声で断られたことも何度もありました。
その理由は決まっています。「忙しくてとてもPTAなんかやってる余裕がないんです」。
そして、「引き受けてもなかなか行けなくて、皆に迷惑かかるから」です。
でも、うちの小学校のPTA活動、役員になっても学校に行かなきゃいけない回数はせいぜい7、8回。多くても10回ちょっとです。
平均すると月に1回あるかないか。
月に1回飲みに行くこともできないくらい忙しいですか?そんなに家を離れられないですか?
もちろん、下に乳幼児がいるうえに夫婦フルタイムで働いていて、しかも帰宅するのがきまって9時以降・・・なんてお宅もあると思います。物理的に無理なご家庭もあるでしょう。
でも、ほとんどの家では、「何とかしようと思えば何とかなる」レベルだと感じています。
それでも判で押したように断られる理由を考えてみると、そこにあるのは「知らない恐怖」という結論にいきつきました。
どれだけ忙しくなるか知らない。どんな面倒ごとを頼まれるかわからない。
安易に引き受けて、出来なかったらどうしよう。誰かに非難されるのだろうか?
誰かに迷惑かけてしまうのだろうか?
役員としての仕事の中身がわからないから、色々と悪い方向に考えて断りを入れるのではないでしょうか。
PTAに限らず、人は知らないこと、わからないことに恐怖を覚えます。死んだあとどうなるかわからないからこそ、死は究極の恐怖となります。
知ってさえいれば何でもないことも、知らないからこそ「何だかわからないから大変そう」となる。
上の子の時に役員を経験した人など、仕事の中身がわかっている人は簡単にOKしてくれますしね。
4.きょうの良かった
筆者の場合は、とある団体に所属し、会社とその団体の二足のわらじをはいていた時は、人格が崩壊しかけるほどの激務の中にいた経験があります。
そのため、少々大変なことが起きたとしても「あの時に比べたら大丈夫なはず」という変な自信がついてしまって、簡単に引き受けてしまいました。
そして、来年度の役員をお願いする電話をかけまくることになるのですが、その分、これまで顔と名前が一致しなかった保護者の方や、どの子の親なのかわからなかったお父さん、お母さんの名前がとてもよく分かるようになりました。
今まで、「あ~どうも~」なんて言ってたけど名前わからなかった人って多くありません?私はたくさんいたのですが、その人たちの名前がわかってとってもスッキリしました。
また、「電話大変ですね~」って言ってもらえることもたくさんあって、気遣ってもらえる喜びも感じられました。
こうした「知る」を積み重ねると、色々なことが簡単になってくるのかもしれません。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
2回目の今日は、役員選出についてです。
1.PTA役員
2.選出方法
3.交渉
4.きょうの良かった
1.PTA役員
そもそも、PTAの役員って何をするのでしょう。
簡単に言えば学校のPTA活動の段取りや準備を行うことになります。
学校によって活動の幅、熱心さ、大変さが異なりますので、役員=大変とはなりませんが、ほとんどの人のイメージは「PTA役員になる=面倒だ」となっています。
私たちの小学校では、各学年から13人(6年生だけ14人)の役員が選出されます。役員になると、文化部とか体育部など、専門部と呼ばれる部会に所属することになります。
それぞれの専門部には毎年同じような活動をしていて(体育部は運動会の運営の支援など)、担当の行事が近くなると役員同士が集まって準備を行います。
このほかに、学年行事と呼ばれる学年の活動が年1回あって、こちらの準備や運営を担当します。
このほかに、会長、副会長、監事などPTA活動全般を見る役員もいます。
2.選出方法
選出方法は、立候補と推薦の2つです。
毎年13人(6年生だけ14人)の役員が選出されますので、6年間では79人の人が役員になります。会長、副会長などの執行部も含めると80人以上になります。
私たちの小学校は、各学年が80人ちょっとなので、一人1回は何かの役員を担当することになります。
このため、「上の学年になると大変になる」という噂(事実ですが・・・)が広がり、下の学年の時は立候補が多く抽選になり、4年生以降になると極端に立候補が減ってしまう事態が起きています。
3.交渉
そのため、役員になってもらうためのお願いの電話をすることになります。
多くの場合は、今年度の役員の人が来年度の役員を決めるために電話をします。
そして交渉が始まります。
でもこの交渉、なかなかうまくいきません。
なぜか―。どうしたって「私のかわりにあなた来年役員やってください」というお願いになっちゃうからです。
その気持ち、良く分かります。そりゃそうですよね。
特に、6年生の時に会長になることが決まっている副会長の選出が一番難航します。その先数年間のPTA活動が約束されてしまうので、なかなか協力的な方が見つからず、苦労することになります。
私も今回、非常に多くのご家庭に電話しました。電話で名乗っただけで嫌そうな声で断られたことも何度もありました。
その理由は決まっています。「忙しくてとてもPTAなんかやってる余裕がないんです」。
そして、「引き受けてもなかなか行けなくて、皆に迷惑かかるから」です。
でも、うちの小学校のPTA活動、役員になっても学校に行かなきゃいけない回数はせいぜい7、8回。多くても10回ちょっとです。
平均すると月に1回あるかないか。
月に1回飲みに行くこともできないくらい忙しいですか?そんなに家を離れられないですか?
もちろん、下に乳幼児がいるうえに夫婦フルタイムで働いていて、しかも帰宅するのがきまって9時以降・・・なんてお宅もあると思います。物理的に無理なご家庭もあるでしょう。
でも、ほとんどの家では、「何とかしようと思えば何とかなる」レベルだと感じています。
それでも判で押したように断られる理由を考えてみると、そこにあるのは「知らない恐怖」という結論にいきつきました。
どれだけ忙しくなるか知らない。どんな面倒ごとを頼まれるかわからない。
安易に引き受けて、出来なかったらどうしよう。誰かに非難されるのだろうか?
誰かに迷惑かけてしまうのだろうか?
役員としての仕事の中身がわからないから、色々と悪い方向に考えて断りを入れるのではないでしょうか。
PTAに限らず、人は知らないこと、わからないことに恐怖を覚えます。死んだあとどうなるかわからないからこそ、死は究極の恐怖となります。
知ってさえいれば何でもないことも、知らないからこそ「何だかわからないから大変そう」となる。
上の子の時に役員を経験した人など、仕事の中身がわかっている人は簡単にOKしてくれますしね。
4.きょうの良かった
筆者の場合は、とある団体に所属し、会社とその団体の二足のわらじをはいていた時は、人格が崩壊しかけるほどの激務の中にいた経験があります。
そのため、少々大変なことが起きたとしても「あの時に比べたら大丈夫なはず」という変な自信がついてしまって、簡単に引き受けてしまいました。
そして、来年度の役員をお願いする電話をかけまくることになるのですが、その分、これまで顔と名前が一致しなかった保護者の方や、どの子の親なのかわからなかったお父さん、お母さんの名前がとてもよく分かるようになりました。
今まで、「あ~どうも~」なんて言ってたけど名前わからなかった人って多くありません?私はたくさんいたのですが、その人たちの名前がわかってとってもスッキリしました。
また、「電話大変ですね~」って言ってもらえることもたくさんあって、気遣ってもらえる喜びも感じられました。
こうした「知る」を積み重ねると、色々なことが簡単になってくるのかもしれません。
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人生、曇り時々晴れがいい。
2019年2月21日木曜日
薪ストーブのメリットとデメリット10 薪が無い!?
薪ストーブ歴10年の筆者が、雪国山形の住宅街で薪ストーブを使って分かったメリットとデメリットをお伝えするシリーズの第10弾。
このシリーズもいつの間にか10回目となりました。
今日は、お題というわけではないのですが、今年の我が家の薪事情についてお話しします。
1.薪の種類
2.薪購入
3.減りが早い
4.薪が無い!?
1.薪の種類
今シーズン、我が家が自前で準備した薪はプラタナスの木。2017年の12月頃に庭木の剪定をお願いしている造園屋さんからいただいた木です。結構な太さと量があり、ホクホク顔で薪づくりにいそしんだんですが、薪としてはそれほど優秀ではありませんでした。
プラタナスは、よく街路樹として見られます。アーミー服っていうの?陸上自衛隊の方とかが来ている迷彩色のような木肌が特徴です。
その街路樹を切り倒した時に出た太い幹の部分が多かったのですが、かなりの木が枯れかけていて、直径40センチの木もその中心部の直径30センチが空洞なんてこともかなりありました。だから切り倒したんでしょうね。
最終的に薪棚に準備できたのは、7棚分くらい。ちょっと・・・というかかなり足りません。
2.薪購入
このため、今シーズンは薪を購入することを決めました。
割安と聞いていた某薪業者にお願いして、5万円分の薪を購入。長さはバラバラながら、大体45センチくらいが中心。30センチの薪換算で5棚~6棚分くらいになりました。
自分で準備した薪と合わせると12~13棚。このほかにも、1棚分くらいは針葉樹の廃材を頂いたのがあったので、これで今シーズンは十分間に合う。なんなら1、2棚余って来年に持ち越せるかも、などと甘い考えを持っていました。
3.減りが早い
しかし、誤算が2つありました。
まず、購入した薪、これはたぶん薪割をして1~2か月くらいしかたっていないのではないか、と思えるような乾燥していない薪でした。
プラタナスは夏に準備していたので、この薪を11月から使うわけにはいかず、購入した薪を最初に使い、無くなったら自分が準備した薪を燃やそうと考えていたのですが、それよりはるかに乾いていない薪でした。
妻は「二度とこの業者は使わない!」と激怒していました。まあ、値段の割に量が多いので質については仕方ないところです。このあたりについては、また別の機会に詳報します。
仕方がないので、自分が準備したプラタナスから燃やすことにしました。多少なりとも乾燥させれば購入した薪も燃えるようになるでしょう。
しかし、半年くらいしか乾燥させていない薪。燃えはするのですが、熱量が足りません。仕方なく空気をあまり絞らずに焚いていました。
このため、ものすごい勢いで薪が減っていきました。これが2つ目の誤算でした。
元々、広葉樹の中では密度が高くなく、薪の「もち」が良くなかったというのもあるのでしょうが、当初、2月末くらいまでは持つだろうと思っていたのですが、1月20日過ぎには7棚を燃やしつくします。
想定より1か月以上早く購入した薪を燃やし始めることになりました。
4.薪が無い!?
購入した方の薪も、乾燥が十分ではないので、結局空気を絞らずに燃やすしかありません。こちらも想定よりかなり早いペースで薪が燃えていき、1か月で約半分がなくなりました。1か月に2.5棚分を燃やした計算です。
これから3月を迎え、日も長くなってくるので、薪の消費量は減るでしょうが、もう残りは針葉樹の廃材を合わせても3棚くらいしかありません。
非常に心細い気持ちになります。
もちろん、別の業者を含め薪を新たに購入すればいいのですが、我が家の家計では新規購入という選択肢は厳しいです。
電気を使うエアコン暖房や蓄熱式の暖房器なら、こういう気持ちになることは無いでしょう。寒いならスイッチを入れる。暖かくなったら切る。使った分の電気量は翌月に請求が来て口座から引き落とされるだけです。
薪が無くなりそうになると感じるこの心細さ。まるで貯金を使い果たしたような沈んだ気持ちになります。
この点は、薪ストーブライフのマイナスポイントですね。
とりあえず、少しでも長く薪を持たせるため、外出前と寝る前は薪を追加しないことにしました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
このシリーズもいつの間にか10回目となりました。
今日は、お題というわけではないのですが、今年の我が家の薪事情についてお話しします。
1.薪の種類
2.薪購入
3.減りが早い
4.薪が無い!?
1.薪の種類
今シーズン、我が家が自前で準備した薪はプラタナスの木。2017年の12月頃に庭木の剪定をお願いしている造園屋さんからいただいた木です。結構な太さと量があり、ホクホク顔で薪づくりにいそしんだんですが、薪としてはそれほど優秀ではありませんでした。
プラタナスは、よく街路樹として見られます。アーミー服っていうの?陸上自衛隊の方とかが来ている迷彩色のような木肌が特徴です。
その街路樹を切り倒した時に出た太い幹の部分が多かったのですが、かなりの木が枯れかけていて、直径40センチの木もその中心部の直径30センチが空洞なんてこともかなりありました。だから切り倒したんでしょうね。
最終的に薪棚に準備できたのは、7棚分くらい。ちょっと・・・というかかなり足りません。
2.薪購入
このため、今シーズンは薪を購入することを決めました。
割安と聞いていた某薪業者にお願いして、5万円分の薪を購入。長さはバラバラながら、大体45センチくらいが中心。30センチの薪換算で5棚~6棚分くらいになりました。
自分で準備した薪と合わせると12~13棚。このほかにも、1棚分くらいは針葉樹の廃材を頂いたのがあったので、これで今シーズンは十分間に合う。なんなら1、2棚余って来年に持ち越せるかも、などと甘い考えを持っていました。
3.減りが早い
しかし、誤算が2つありました。
まず、購入した薪、これはたぶん薪割をして1~2か月くらいしかたっていないのではないか、と思えるような乾燥していない薪でした。
プラタナスは夏に準備していたので、この薪を11月から使うわけにはいかず、購入した薪を最初に使い、無くなったら自分が準備した薪を燃やそうと考えていたのですが、それよりはるかに乾いていない薪でした。
妻は「二度とこの業者は使わない!」と激怒していました。まあ、値段の割に量が多いので質については仕方ないところです。このあたりについては、また別の機会に詳報します。
仕方がないので、自分が準備したプラタナスから燃やすことにしました。多少なりとも乾燥させれば購入した薪も燃えるようになるでしょう。
しかし、半年くらいしか乾燥させていない薪。燃えはするのですが、熱量が足りません。仕方なく空気をあまり絞らずに焚いていました。
このため、ものすごい勢いで薪が減っていきました。これが2つ目の誤算でした。
元々、広葉樹の中では密度が高くなく、薪の「もち」が良くなかったというのもあるのでしょうが、当初、2月末くらいまでは持つだろうと思っていたのですが、1月20日過ぎには7棚を燃やしつくします。
想定より1か月以上早く購入した薪を燃やし始めることになりました。
4.薪が無い!?
購入した方の薪も、乾燥が十分ではないので、結局空気を絞らずに燃やすしかありません。こちらも想定よりかなり早いペースで薪が燃えていき、1か月で約半分がなくなりました。1か月に2.5棚分を燃やした計算です。
これから3月を迎え、日も長くなってくるので、薪の消費量は減るでしょうが、もう残りは針葉樹の廃材を合わせても3棚くらいしかありません。
非常に心細い気持ちになります。
もちろん、別の業者を含め薪を新たに購入すればいいのですが、我が家の家計では新規購入という選択肢は厳しいです。
電気を使うエアコン暖房や蓄熱式の暖房器なら、こういう気持ちになることは無いでしょう。寒いならスイッチを入れる。暖かくなったら切る。使った分の電気量は翌月に請求が来て口座から引き落とされるだけです。
薪が無くなりそうになると感じるこの心細さ。まるで貯金を使い果たしたような沈んだ気持ちになります。
この点は、薪ストーブライフのマイナスポイントですね。
とりあえず、少しでも長く薪を持たせるため、外出前と寝る前は薪を追加しないことにしました。
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2019年2月20日水曜日
山本賢治さんの講演会に参加してきました2
前回の更新から間が空いてしまいました…。
先週末に大きなイベントを主催していて、そちらの忙しさにかまけていたのですが、ブログを続けるという覚悟が足りませんでした。
そう、今回は覚悟のお話。
山本さんは、覚悟108という本を出されています。この中には、リーダーに必要とされる108の覚悟が6つの要素に分けて説明されています。
それが、Mission, Wisdom, Competency, Vision, People, Communicationの6つ。
最初の3つの要素がリーダーとしての個人(Personal)に必要な要素とされていて、残りの3つが組織や企業の中のリーダー(Corporate)として必要な要素についてまとめてあるということです。そして、それぞれ6つの要素の中に18個の覚悟が含まれています。
その内容については、買って読んでいただくとして(私は即アマゾンで購入しました)、私が強烈に感じたことは、「今の自分がいかにぬるいか」ということでした。
山本さんはおっしゃいます。
「会議を開いて一度も発言しないのは日本人だけです。講演会を開催して後ろから席に着こうとするのは日本人だけです。そして、講演会の時に寝ているのも日本人だけです」
言われた3つのことは、自分も非常に当てはまると感じました。高校生の時なんか、学校で開催された講演会は寝る時間だとばかり思っていました。
海外では、会議の時は誰もが発言しようとするし、講演会も最前列から埋まっていくそうです。そして、皆が講演する人の話を自分のものにしようと熱心に耳を傾けるそうです。
確かに、学生の時にイギリスの大学に行ったときは、そんな感じでした。ディスカッションやディベートの授業でも、積極的に発言しており、日本人の私は、もっともっと自分を持って前に出ていかなければならないと感じていたことを思い出しました。
しかし、社会に出て約20年。
私も日本人の悪しき習慣に頭まで使っていました。家に帰ればビールをかしゅっとやってTVを見て寝る。運動をやめていた時期も長くありました。そして何より、何かを学ぼうと主体的に動いていた時間がとても少なかった。
山本さんはおっしゃいました。
「私は帰国子女でもありませんし、留学経験もありませんが、ネイティブに舐められない英語でコミュニケーションしています。海外では3か国語を話せる人が当たり前にいます。私の塾でも英語を教えていますが、一日10時間以上勉強していない人には来てほしくありません。雰囲気が悪くなりますから」
そう、留学経験もなく、外資で働き始めてから本格的に英語を学んでいらっしゃって完璧な(私が聞く限りでは)発音でお話しでした。
また、私の知るイギリス人は7か国語を話せていました。
そして、私は1日何かを10時間以上続ける「学び」を全くしてきませんでした。
これら、今の私からすると「すごい」とか「できなそう」といったことの数々を、「当たり前の日常」として実行し、その時その時描いた目標を一つ一つ達成してきたからこそ、潰れかけたアップルを立て直し、アップルジャパンを1兆円企業にできたのでしょう。
そう、山本さんは強烈な覚悟を持って物事に当たり、そして、自分を貫き通し続けてきた「今」があり、だからこそ、穏やかな話し方でありながらその言葉が強烈な響きを持っていたのでしょう。
この覚悟、5日間のブログ更新が滞っていた時に、早速抜けておりました。
その瞬間に沸騰したモチベーションは、火にかけ続けていないとあっという間に常温になってしまいます。
山本さんの公式HPから購入した覚悟108、早く来ないかな。繰り返し読み続けて「熱」を加え続けたいです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
人生、曇り時々晴れがいい。
先週末に大きなイベントを主催していて、そちらの忙しさにかまけていたのですが、ブログを続けるという覚悟が足りませんでした。
そう、今回は覚悟のお話。
山本さんは、覚悟108という本を出されています。この中には、リーダーに必要とされる108の覚悟が6つの要素に分けて説明されています。
それが、Mission, Wisdom, Competency, Vision, People, Communicationの6つ。
最初の3つの要素がリーダーとしての個人(Personal)に必要な要素とされていて、残りの3つが組織や企業の中のリーダー(Corporate)として必要な要素についてまとめてあるということです。そして、それぞれ6つの要素の中に18個の覚悟が含まれています。
山本さんはおっしゃいます。
「会議を開いて一度も発言しないのは日本人だけです。講演会を開催して後ろから席に着こうとするのは日本人だけです。そして、講演会の時に寝ているのも日本人だけです」
言われた3つのことは、自分も非常に当てはまると感じました。高校生の時なんか、学校で開催された講演会は寝る時間だとばかり思っていました。
海外では、会議の時は誰もが発言しようとするし、講演会も最前列から埋まっていくそうです。そして、皆が講演する人の話を自分のものにしようと熱心に耳を傾けるそうです。
確かに、学生の時にイギリスの大学に行ったときは、そんな感じでした。ディスカッションやディベートの授業でも、積極的に発言しており、日本人の私は、もっともっと自分を持って前に出ていかなければならないと感じていたことを思い出しました。
しかし、社会に出て約20年。
私も日本人の悪しき習慣に頭まで使っていました。家に帰ればビールをかしゅっとやってTVを見て寝る。運動をやめていた時期も長くありました。そして何より、何かを学ぼうと主体的に動いていた時間がとても少なかった。
山本さんはおっしゃいました。
「私は帰国子女でもありませんし、留学経験もありませんが、ネイティブに舐められない英語でコミュニケーションしています。海外では3か国語を話せる人が当たり前にいます。私の塾でも英語を教えていますが、一日10時間以上勉強していない人には来てほしくありません。雰囲気が悪くなりますから」
そう、留学経験もなく、外資で働き始めてから本格的に英語を学んでいらっしゃって完璧な(私が聞く限りでは)発音でお話しでした。
また、私の知るイギリス人は7か国語を話せていました。
そして、私は1日何かを10時間以上続ける「学び」を全くしてきませんでした。
これら、今の私からすると「すごい」とか「できなそう」といったことの数々を、「当たり前の日常」として実行し、その時その時描いた目標を一つ一つ達成してきたからこそ、潰れかけたアップルを立て直し、アップルジャパンを1兆円企業にできたのでしょう。
そう、山本さんは強烈な覚悟を持って物事に当たり、そして、自分を貫き通し続けてきた「今」があり、だからこそ、穏やかな話し方でありながらその言葉が強烈な響きを持っていたのでしょう。
この覚悟、5日間のブログ更新が滞っていた時に、早速抜けておりました。
その瞬間に沸騰したモチベーションは、火にかけ続けていないとあっという間に常温になってしまいます。
山本さんの公式HPから購入した覚悟108、早く来ないかな。繰り返し読み続けて「熱」を加え続けたいです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
人生、曇り時々晴れがいい。
2019年2月14日木曜日
山本賢治さんの講演会に参加してきました1
山形にこんな大物が来るとは―。
2月12日、元アップルジャパン社長で、現COMMUNICA代表の山本賢治さんの講演会が山形市で開かれたので、参加してきました。
1.山本さんて
2.主催したのは
3.知らないことを知らなかった
4.ちなみに調べました。
1.山本さんて
僕もプロフィールを見るまでは存じ上げていなかったんのですが、山本賢治さんは大学卒業後、日本IBMに入社。その後、外資系企業でキャリアアップを果たされ、42歳(?誕生日がわからないので41歳かも)の時にEMC日本法人副社長、43歳で日本オラクル専務、そして、45歳でアップルコンピュータのバイスプレジデント兼アップルコンピュータの日本法人社長を務められました。
何だかよくわからないけどすごい人なんだな・・・という経歴ですが、たぶん一番わかりやすい紹介が日本にiPhoneを持ってきた人ですね。きっと。
僕も会社の携帯はiPhoneを使っていますが(個人携帯はAndroidです。両方使えた方が色々な幅が広がると思って分けています)、このiPhoneの日本での販売が始まった時の販売元がアップルコンピュータ日本法人。その社長を45歳にして就任したのが、山本さんです。
今の僕とほぼ同じ年の頃に、一部上場企業の取締役を務め、スティーブ・ジョブズから直接誘われて社長に就任するなんて、世界中の人々の生活を変えた人の一人と言えるかもしれません。
そんな大物がわざわざ山形まで来て講演してくれる。しかも無料!仕事は現在ピークの忙しさだったのですが、これほどのチャンスはなかなか無いということで、無理やりスケジュールを空けて参加しました。
2.主催したのは
主催したのは山形青年会議所。良くこんな人を連れてこれたなと思ったけれど、聞けば最近は全国各地の青年会議所が山本さんの講演会を開催しているということで、その流れに乗ったのかも。
ただ、せっかくの講演会なのに、聴衆が少なすぎ。しかも、ほとんどが見知った顔ばかり。簡単に言うと会議所の現役メンバーとシニアと呼ばれるOBばかり。僕もその一人なので大きなことは言えないけれど、もっと情報発信に本気で取り組んで、会場を一杯にしてほしい。300人ちょっとの会場なんだから。
3.知らないことを知らなかった
さて、講演会は本当に強烈でした。語り口は優しい山本さんですが、世界をリードしてきた人の持つ「本物」の言葉の数々。心に突き刺さりました。
講演会に行くときにメモを持っていかないので(前は持って行ったんだけど、書いたところで見返したことが無いので、持っていくのをやめました)、覚えていたことだけを備忘録として記します。
まずわかったのは、「自分が知らないことを知らなかった」ということです。何のこと?と言われそうですが・・・。
山本さんが会場に問いかけた質問の一部です。
「日本のGDPが今いくらか知っていますか?」
「日本のGDPが今世界何位か知っていますか?」
「日本からアメリカに留学している人が何人いるか知っていますか?」
「日本に毎年の利益を1兆円以上上げている企業が何社あるか知っていますか?」
「インドネシアの人口を知っていますか?」
「日本の人口が世界何位か知っていますか?」
恥ずかしながら、1つも答えられませんでした。
山本さんはおっしゃっていました。
「恥ずかしがらなくて大丈夫ですよ。僕が国内で講演したときに、答えられた人ほとんどいないですから。そういう国民が大半でも回っているというのが日本なんです。でも世界の人々はそうではないんです」
世界でトップを走る企業にいる人たちで、上記を知らない人はいないそうです。というより、こうしたことがわからないということは、世界がいまどうなっているかを知らないということ。そして、山本さんに問いかけられるまでは、そうした「自分が知らない」ということすら「知らなかった」ということです。
これは強烈な気づきでした。
これでもそこそこ世の中にアンテナを張り、言葉を使い、様々な発信をすることを仕事としてきたのに、それは「本物」の人の中に入れば、「まがい物」でしかなかったということです。その気づきを得られただけでも、講演会に参加してよかったと感じました。
4.ちなみに調べました。
恥ずかしかったので、上記の問いに関してすべて調べました。講演会の中でもきちんとお話されていたのですが、なんせメモ取らなかったので、数字が正確でないといけないので。
日本のGDPは、「世界の経済・統計 情報サイト」によりますと、4兆8730億USドル。1ドル109円とすると5311兆5700億円ということになります。
現在は中国に抜かれて世界第3位。数年前に中国に抜かれたというニュースを見ていたけれど、今調べてびっくりしました。中国のGDPは12兆140億USドル。
もう日本の3倍に達しようとしています。
なお、世界1位はアメリカ。1990年ごろは日本もアメリカに肉薄していましたが、今やアメリカのGDPは19兆4850億USドル。様々な問題が報じられる中ですが、順調に伸ばしていて、今では日本の4倍以上になっています。
続いて、アメリカに留学している人数について。
日本は今何位だと思いますか?なんと9位です。1万9090人。
ちなみに、日本より上位の国々を見ていきますと、
8位 ブラジル 1万9370人
7位 台湾 2万1127人
6位 ベトナム 2万1403人
5位 カナダ 2万6973人
4位 韓国 6万1007人
3位 サウジアラビア 6万1287人
2位 インド 16万5918人
1位 中国 32万8547人
※ビジネスインサイダーさんの2017年の記事を参考。
同じアジアの台湾や韓国に大きく溝をあけられている上、トップの中国からは大差をつけられています。
中国の人口は日本の10倍いますが、それでもアメリカに留学している人は15倍以上いるわけで・・・。こうした数字を見るだけでも、日本がいかに内弁慶で、しかもアジアに対して上から目線なのにいつの間にか追い抜かれてしまっている現状が見て取れます。
次に営業利益が1兆円以上の企業について。
山本さんは長くトヨタ1社だけで、先日ようやくソフトバンクが1兆円に達し、2社になったとおっしゃっていましたが、Ulletのまとめを参考にしますと、当期純利益が1兆円を超えているのは、トヨタ2.4兆円。三菱UFJフィナンシャルグループ1兆円。本田技研1兆円。ソフトバンク1兆円と4社ランクインしていました。
僕個人としては、1年前まで身売りになるかもと盛んに報道されていた東芝の8040億円にびっくりです。株買っとけばよかった・・・。
最後にインドネシアの人口と合わせて、日本の人口が世界何位なのかについて。
外務省が発表している2017年の国別の人口ランキングによりますと、
1 中華人民共和国(中国) 13億8639万
2 インド 13億3918万
3 アメリカ合衆国(米国) 3億2571万
4 インドネシア 2億6399万
5 ブラジル 2億928万
6 パキスタン 1億9701万
7 ナイジェリア 1億9088万
8 バングラデシュ 1億6466万
9 ロシア 1億4449万
10 メキシコ 1億2916万
11 日本 1億2678万
インドネシアは世界4位。日本の2倍以上です。そして日本はついにメキシコにも抜かれて11位でした。インドネシアの人口が増えていることや、メキシコシティの人口増加率が非常に高いことは聞いていたのですが、実際に数字を見てみると驚きといくつかの気づきがありました。
僕が学校で勉強していたころは、インドの人口は9億人くらいだったはずだけど、もうすぐ中国を抜いて世界1位になりそうなこと。今年か来年のニュースで流れるでしょう。
上位10か国のうち、半分の5か国がアジアの国々であること。中国を除き人口増加が著しいので、やはり、アジアの商圏は今後も成長が期待できるのでしょう。
今回は、山本さんのお話の中でも、導入部分についてのポストになります。
本筋の話は長くなったので、また次回に。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
2月12日、元アップルジャパン社長で、現COMMUNICA代表の山本賢治さんの講演会が山形市で開かれたので、参加してきました。
1.山本さんて
2.主催したのは
3.知らないことを知らなかった
4.ちなみに調べました。
1.山本さんて
僕もプロフィールを見るまでは存じ上げていなかったんのですが、山本賢治さんは大学卒業後、日本IBMに入社。その後、外資系企業でキャリアアップを果たされ、42歳(?誕生日がわからないので41歳かも)の時にEMC日本法人副社長、43歳で日本オラクル専務、そして、45歳でアップルコンピュータのバイスプレジデント兼アップルコンピュータの日本法人社長を務められました。
何だかよくわからないけどすごい人なんだな・・・という経歴ですが、たぶん一番わかりやすい紹介が日本にiPhoneを持ってきた人ですね。きっと。
僕も会社の携帯はiPhoneを使っていますが(個人携帯はAndroidです。両方使えた方が色々な幅が広がると思って分けています)、このiPhoneの日本での販売が始まった時の販売元がアップルコンピュータ日本法人。その社長を45歳にして就任したのが、山本さんです。
今の僕とほぼ同じ年の頃に、一部上場企業の取締役を務め、スティーブ・ジョブズから直接誘われて社長に就任するなんて、世界中の人々の生活を変えた人の一人と言えるかもしれません。
そんな大物がわざわざ山形まで来て講演してくれる。しかも無料!仕事は現在ピークの忙しさだったのですが、これほどのチャンスはなかなか無いということで、無理やりスケジュールを空けて参加しました。
2.主催したのは
主催したのは山形青年会議所。良くこんな人を連れてこれたなと思ったけれど、聞けば最近は全国各地の青年会議所が山本さんの講演会を開催しているということで、その流れに乗ったのかも。
ただ、せっかくの講演会なのに、聴衆が少なすぎ。しかも、ほとんどが見知った顔ばかり。簡単に言うと会議所の現役メンバーとシニアと呼ばれるOBばかり。僕もその一人なので大きなことは言えないけれど、もっと情報発信に本気で取り組んで、会場を一杯にしてほしい。300人ちょっとの会場なんだから。
3.知らないことを知らなかった
さて、講演会は本当に強烈でした。語り口は優しい山本さんですが、世界をリードしてきた人の持つ「本物」の言葉の数々。心に突き刺さりました。
講演会に行くときにメモを持っていかないので(前は持って行ったんだけど、書いたところで見返したことが無いので、持っていくのをやめました)、覚えていたことだけを備忘録として記します。
まずわかったのは、「自分が知らないことを知らなかった」ということです。何のこと?と言われそうですが・・・。
山本さんが会場に問いかけた質問の一部です。
「日本のGDPが今いくらか知っていますか?」
「日本のGDPが今世界何位か知っていますか?」
「日本からアメリカに留学している人が何人いるか知っていますか?」
「日本に毎年の利益を1兆円以上上げている企業が何社あるか知っていますか?」
「インドネシアの人口を知っていますか?」
「日本の人口が世界何位か知っていますか?」
恥ずかしながら、1つも答えられませんでした。
山本さんはおっしゃっていました。
「恥ずかしがらなくて大丈夫ですよ。僕が国内で講演したときに、答えられた人ほとんどいないですから。そういう国民が大半でも回っているというのが日本なんです。でも世界の人々はそうではないんです」
世界でトップを走る企業にいる人たちで、上記を知らない人はいないそうです。というより、こうしたことがわからないということは、世界がいまどうなっているかを知らないということ。そして、山本さんに問いかけられるまでは、そうした「自分が知らない」ということすら「知らなかった」ということです。
これは強烈な気づきでした。
これでもそこそこ世の中にアンテナを張り、言葉を使い、様々な発信をすることを仕事としてきたのに、それは「本物」の人の中に入れば、「まがい物」でしかなかったということです。その気づきを得られただけでも、講演会に参加してよかったと感じました。
4.ちなみに調べました。
恥ずかしかったので、上記の問いに関してすべて調べました。講演会の中でもきちんとお話されていたのですが、なんせメモ取らなかったので、数字が正確でないといけないので。
日本のGDPは、「世界の経済・統計 情報サイト」によりますと、4兆8730億USドル。1ドル109円とすると5311兆5700億円ということになります。
現在は中国に抜かれて世界第3位。数年前に中国に抜かれたというニュースを見ていたけれど、今調べてびっくりしました。中国のGDPは12兆140億USドル。
もう日本の3倍に達しようとしています。
なお、世界1位はアメリカ。1990年ごろは日本もアメリカに肉薄していましたが、今やアメリカのGDPは19兆4850億USドル。様々な問題が報じられる中ですが、順調に伸ばしていて、今では日本の4倍以上になっています。
続いて、アメリカに留学している人数について。
日本は今何位だと思いますか?なんと9位です。1万9090人。
ちなみに、日本より上位の国々を見ていきますと、
8位 ブラジル 1万9370人
7位 台湾 2万1127人
6位 ベトナム 2万1403人
5位 カナダ 2万6973人
4位 韓国 6万1007人
3位 サウジアラビア 6万1287人
2位 インド 16万5918人
1位 中国 32万8547人
※ビジネスインサイダーさんの2017年の記事を参考。
同じアジアの台湾や韓国に大きく溝をあけられている上、トップの中国からは大差をつけられています。
中国の人口は日本の10倍いますが、それでもアメリカに留学している人は15倍以上いるわけで・・・。こうした数字を見るだけでも、日本がいかに内弁慶で、しかもアジアに対して上から目線なのにいつの間にか追い抜かれてしまっている現状が見て取れます。
次に営業利益が1兆円以上の企業について。
山本さんは長くトヨタ1社だけで、先日ようやくソフトバンクが1兆円に達し、2社になったとおっしゃっていましたが、Ulletのまとめを参考にしますと、当期純利益が1兆円を超えているのは、トヨタ2.4兆円。三菱UFJフィナンシャルグループ1兆円。本田技研1兆円。ソフトバンク1兆円と4社ランクインしていました。
僕個人としては、1年前まで身売りになるかもと盛んに報道されていた東芝の8040億円にびっくりです。株買っとけばよかった・・・。
最後にインドネシアの人口と合わせて、日本の人口が世界何位なのかについて。
外務省が発表している2017年の国別の人口ランキングによりますと、
1 中華人民共和国(中国) 13億8639万
2 インド 13億3918万
3 アメリカ合衆国(米国) 3億2571万
4 インドネシア 2億6399万
5 ブラジル 2億928万
6 パキスタン 1億9701万
7 ナイジェリア 1億9088万
8 バングラデシュ 1億6466万
9 ロシア 1億4449万
10 メキシコ 1億2916万
11 日本 1億2678万
インドネシアは世界4位。日本の2倍以上です。そして日本はついにメキシコにも抜かれて11位でした。インドネシアの人口が増えていることや、メキシコシティの人口増加率が非常に高いことは聞いていたのですが、実際に数字を見てみると驚きといくつかの気づきがありました。
僕が学校で勉強していたころは、インドの人口は9億人くらいだったはずだけど、もうすぐ中国を抜いて世界1位になりそうなこと。今年か来年のニュースで流れるでしょう。
上位10か国のうち、半分の5か国がアジアの国々であること。中国を除き人口増加が著しいので、やはり、アジアの商圏は今後も成長が期待できるのでしょう。
今回は、山本さんのお話の中でも、導入部分についてのポストになります。
本筋の話は長くなったので、また次回に。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
2019年2月12日火曜日
PTA会長が語るPTA活動を10倍楽しくする方法1
子育てをする上で避けては通れない道・・・PTA。
子どもが小学校に入学すると同時に加入し、活動が始まります。
役員ともなれば、行事の準備などで何度も学校に通って会議をすることもあります。
ネットでPTAと検索すると、多くの不合理な活動や事例が紹介され、そうしたPTA活動とどう闘ってきたか・・・という記事を多く見つけることができます。
また、PTAを廃止してはどうかという議論も巻き起こっています。
でも、本当にそうしたマイナスなことばかりでしょうか?
大変なこと、いやなことばかりで、PTA活動というものがここまで長く全国的に続いているものでしょうか?
当ブログでは、図らずも2019年度の小学校のPTA会長に選出されてしまった筆者が、せっかくやるのだから、その活動を10倍楽しくする方法をこれから見つけていこうというものです。
小学校や中学校の子どもを持つ親の一人として、学校との向き合い方、PTA活動の在り方を自らの体験を元に綴っていきます。
記念すべき1回目の今日は、そもそもPTAって何?です。
1.PTAって何?
2.いつから始まった?
3.どんな団体?
4.きょうの良かった。
1.PTAって何?
さて、子供のころからよく耳にしていて、たぶん日本国民で知らない人はいないんじゃないかというPTA。でも、それが何の略称なのか知っている人は少ないと思います。
正直、この前まで僕も知りませんでした。
二人の子供が通う小学校で、PTA会長に選出される流れができたところで調べました。Googleで「PTAとは」と検索すると、トップに出るのはウィキペディアの記事です。
あれ?全国組織なんだから、公式HPくらいあるよね?と思ったら2ページ目にありました。検索1ページ目を占めていたのは、全て、「PTAとは何か?」や「PTA意味ない」とかいう記事ばかり。
検索予測も「PTAいらない」「PTA廃止」「PTA問題」など、やはりネガティブな記事が多く読まれているようです。
せっかくなので出展をしっかりしたいと思い、日本PTA全国協議会の公式HPを訪れたのですが、PTAってそもそも何?いつごろどうやってできたの?という疑問の答えがわかりやすく書かれていなかったので、ウィキペディアを参考にしました。
ウィキペディアの記事によりますと、PTAとは「parent-teacher association」の頭文字をとってできたそうです。直訳すると保護者と先生で作る組織という意味になります。
2.いつから始まった?
そもそもの発祥は1897年!にアメリカ。二人の女性が自発的に作った活動に起源があるようです。これもウィキペディアの受け売りですが・・・。
日本で導入されたのは、第二次世界大戦後。いわゆる戦後にGHQから文部省にこういうのを作ったらどうか?という打診があり、「それ、いいですね」となって発足したということです。
まあ、現在の憲法と同じように、アメリカから「崇高な理念」を持った制度が導入されたということのようです。
こう書くとすわ「押しつけの制度だ」とかいう論調があったりしますが、元々日本にも同じような仕組みがあって、それぞれの地域で活動が行われていたようなので、そうした地域ごとの活動が統一されたと考えることもできるかもしれません。
3.どんな団体?
学校を単位とした任意団体です。それぞれの活動は学校単位で行われますが、併せて、市町村内の学校PTAが集まって作る連合会という組織があります。都道府県単位の連合会や日本PTA全国協議会という名前の組織もあります。
他の様々な団体と同様、学校―市町村―都道府県―エリア(東北地区とか関東地区とか)―全国というピラミッドが出来上がっているようです。
私はまだ市町村レベルの連合会にすら、年一の勉強会に参加しただけなので、こちらの活動がどのようなものかはわかりません。そちらはおいおい活動に参加するようになったらレポートします。
また、PTA組織は任意団体ですので、本来加入するかしないかは、個人の判断にゆだねられます。ただ、こうしたところがきちんと説明されないまま、強制加入とか、脱退した人への差別とかの事例があるから色々と問題が起きるんでしょうね。
新年度に入ったら、まずはこの点からしっかりと説明していこうかと思っています。
4.きょうの良かった。
このシリーズでは、毎回1つ、良かったことを見つけて書いていこうと思います。せっかく楽しくする方法を考えるんだから、良かったことの一つくらい見つかるはず。
記念すべき第一回目の良かったは、「学校が近くなる」です。
子どもが幼稚園や保育園に通っているときは、親が送り迎えをしたり、お迎えのバスに乗せたりします。そうした時に、必ず園の先生やスタッフとお話をすることになり、子供の園内での様子を知ることができます。
けれど、小学校に入ると子供たちは勝手に学校に行きます。うちの学校は登校班というのがあって、上級生を班長にして集団登校しますので、近所のお兄さん、お姉さん方が面倒を見てくれながら一緒に学校に通います。
そうするとどうなるか。
学校で子供たちが何をしているのか。先生方がどんな指導をしているのか。
そのすべてを子供の口から聞くことになります。
もちろん、連絡帳とかで担任の先生とのやり取りはありますよ。
でも、お父さん方、それ毎日読んでます?
少なくとも私は妻任せでほとんど読んでいませんでした。
なので私は、本当に子どもの言葉でしか学校が見えてきませんでした。
親同士の横のつながりができるまでは、子供がわからないと言ったことは全て「わからないまま」です。
連絡帳を読んでいないお父さん方、今、お子さんが何年何組か即答できますか?
学校に行って迷わず子供のいる教室にたどり着けますか?
授業参観に行くと、別の教室でしばらく見ていた後、「あれ、うちの子いない」ってことに気づいて、そそくさと隣の教室に移動して行く人を良く見ます。
PTAの役員になって、学校に行くようになるとこういうことがなくなります。
担任の先生はもちろんですが、ほかの学年の先生とも仲良くなれます。そうした先生から子供の様子を聞くと新鮮です。
きょうの良かったは「学校が近くなる」でした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
そもそもの発祥は1897年!にアメリカ。二人の女性が自発的に作った活動に起源があるようです。これもウィキペディアの受け売りですが・・・。
日本で導入されたのは、第二次世界大戦後。いわゆる戦後にGHQから文部省にこういうのを作ったらどうか?という打診があり、「それ、いいですね」となって発足したということです。
まあ、現在の憲法と同じように、アメリカから「崇高な理念」を持った制度が導入されたということのようです。
こう書くとすわ「押しつけの制度だ」とかいう論調があったりしますが、元々日本にも同じような仕組みがあって、それぞれの地域で活動が行われていたようなので、そうした地域ごとの活動が統一されたと考えることもできるかもしれません。
3.どんな団体?
学校を単位とした任意団体です。それぞれの活動は学校単位で行われますが、併せて、市町村内の学校PTAが集まって作る連合会という組織があります。都道府県単位の連合会や日本PTA全国協議会という名前の組織もあります。
他の様々な団体と同様、学校―市町村―都道府県―エリア(東北地区とか関東地区とか)―全国というピラミッドが出来上がっているようです。
私はまだ市町村レベルの連合会にすら、年一の勉強会に参加しただけなので、こちらの活動がどのようなものかはわかりません。そちらはおいおい活動に参加するようになったらレポートします。
また、PTA組織は任意団体ですので、本来加入するかしないかは、個人の判断にゆだねられます。ただ、こうしたところがきちんと説明されないまま、強制加入とか、脱退した人への差別とかの事例があるから色々と問題が起きるんでしょうね。
新年度に入ったら、まずはこの点からしっかりと説明していこうかと思っています。
4.きょうの良かった。
このシリーズでは、毎回1つ、良かったことを見つけて書いていこうと思います。せっかく楽しくする方法を考えるんだから、良かったことの一つくらい見つかるはず。
記念すべき第一回目の良かったは、「学校が近くなる」です。
子どもが幼稚園や保育園に通っているときは、親が送り迎えをしたり、お迎えのバスに乗せたりします。そうした時に、必ず園の先生やスタッフとお話をすることになり、子供の園内での様子を知ることができます。
けれど、小学校に入ると子供たちは勝手に学校に行きます。うちの学校は登校班というのがあって、上級生を班長にして集団登校しますので、近所のお兄さん、お姉さん方が面倒を見てくれながら一緒に学校に通います。
そうするとどうなるか。
学校で子供たちが何をしているのか。先生方がどんな指導をしているのか。
そのすべてを子供の口から聞くことになります。
もちろん、連絡帳とかで担任の先生とのやり取りはありますよ。
でも、お父さん方、それ毎日読んでます?
少なくとも私は妻任せでほとんど読んでいませんでした。
なので私は、本当に子どもの言葉でしか学校が見えてきませんでした。
親同士の横のつながりができるまでは、子供がわからないと言ったことは全て「わからないまま」です。
連絡帳を読んでいないお父さん方、今、お子さんが何年何組か即答できますか?
学校に行って迷わず子供のいる教室にたどり着けますか?
授業参観に行くと、別の教室でしばらく見ていた後、「あれ、うちの子いない」ってことに気づいて、そそくさと隣の教室に移動して行く人を良く見ます。
PTAの役員になって、学校に行くようになるとこういうことがなくなります。
担任の先生はもちろんですが、ほかの学年の先生とも仲良くなれます。そうした先生から子供の様子を聞くと新鮮です。
きょうの良かったは「学校が近くなる」でした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
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