先週末に大きなイベントを主催していて、そちらの忙しさにかまけていたのですが、ブログを続けるという覚悟が足りませんでした。
そう、今回は覚悟のお話。
山本さんは、覚悟108という本を出されています。この中には、リーダーに必要とされる108の覚悟が6つの要素に分けて説明されています。
それが、Mission, Wisdom, Competency, Vision, People, Communicationの6つ。
最初の3つの要素がリーダーとしての個人(Personal)に必要な要素とされていて、残りの3つが組織や企業の中のリーダー(Corporate)として必要な要素についてまとめてあるということです。そして、それぞれ6つの要素の中に18個の覚悟が含まれています。
山本さんはおっしゃいます。
「会議を開いて一度も発言しないのは日本人だけです。講演会を開催して後ろから席に着こうとするのは日本人だけです。そして、講演会の時に寝ているのも日本人だけです」
言われた3つのことは、自分も非常に当てはまると感じました。高校生の時なんか、学校で開催された講演会は寝る時間だとばかり思っていました。
海外では、会議の時は誰もが発言しようとするし、講演会も最前列から埋まっていくそうです。そして、皆が講演する人の話を自分のものにしようと熱心に耳を傾けるそうです。
確かに、学生の時にイギリスの大学に行ったときは、そんな感じでした。ディスカッションやディベートの授業でも、積極的に発言しており、日本人の私は、もっともっと自分を持って前に出ていかなければならないと感じていたことを思い出しました。
しかし、社会に出て約20年。
私も日本人の悪しき習慣に頭まで使っていました。家に帰ればビールをかしゅっとやってTVを見て寝る。運動をやめていた時期も長くありました。そして何より、何かを学ぼうと主体的に動いていた時間がとても少なかった。
山本さんはおっしゃいました。
「私は帰国子女でもありませんし、留学経験もありませんが、ネイティブに舐められない英語でコミュニケーションしています。海外では3か国語を話せる人が当たり前にいます。私の塾でも英語を教えていますが、一日10時間以上勉強していない人には来てほしくありません。雰囲気が悪くなりますから」
そう、留学経験もなく、外資で働き始めてから本格的に英語を学んでいらっしゃって完璧な(私が聞く限りでは)発音でお話しでした。
また、私の知るイギリス人は7か国語を話せていました。
そして、私は1日何かを10時間以上続ける「学び」を全くしてきませんでした。
これら、今の私からすると「すごい」とか「できなそう」といったことの数々を、「当たり前の日常」として実行し、その時その時描いた目標を一つ一つ達成してきたからこそ、潰れかけたアップルを立て直し、アップルジャパンを1兆円企業にできたのでしょう。
そう、山本さんは強烈な覚悟を持って物事に当たり、そして、自分を貫き通し続けてきた「今」があり、だからこそ、穏やかな話し方でありながらその言葉が強烈な響きを持っていたのでしょう。
この覚悟、5日間のブログ更新が滞っていた時に、早速抜けておりました。
その瞬間に沸騰したモチベーションは、火にかけ続けていないとあっという間に常温になってしまいます。
山本さんの公式HPから購入した覚悟108、早く来ないかな。繰り返し読み続けて「熱」を加え続けたいです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
人生、曇り時々晴れがいい。
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