2019年2月2日土曜日

皆生大会惨敗の記録~初心者がロングの大会で失敗しないために~㉔

初めて出場したロングのレース「全日本トライアスロン皆生大会」の失敗をたどる記録㉔



皆生大会の総括①スイム


レース翌日は朝6時前に目が覚めた。全身筋肉痛かと言えばそれほどでもない。オリンピックディスタンスのレースの翌日は、全身バキバキになっているのになぜだろう。
やはり、最高出力を抑えて巡航しているからか。

閉会式は朝10時から行われる。閉会式後はレセプションになって食事も出るらしい。しかし、レセプション終了後(たぶん11時くらい)に皆生を出ると、家に着くのは何時だ?片道12時間はかかるので23時!明日は朝から仕事なのにムリムリ。

ということで、残念ながら閉会式とレセプションは次回以降、きちんとゴールできたときのお楽しみにすることにして、早々に宿を発つことに決めた。

機材はすでに車に入っているので、トランジッションバック内の荷物を整理して車に積み込む。ウェットスーツやバイクジャージは前日の夜のうちに浴室で洗って干しておいた・・・が、乾いていない。さすがは1泊3000円の宿。
値段が安いから別に宿に不満はないんですけどね。

そして、朝6時半にホテルのフロントに鍵を置き(経営者の老夫婦はまだ夢の中?)、1000km先の山形を目指して出発した。

往路の途中で給油したこともあり、燃料計は4分の3くらいを示している。どっちみち1回は給油しなければならないのだから、高速に乗ってからでいいか、と考えていたが、これが大きな間違いだった。

途中のサービスエリアで寄ったガソリンスタンド。ガソリンの価格が皆生市内より1リットルあたり15円ほども高い!これなら最初に満タンにしておけばよかった・・・。

そんなことがありながらも、一日中、たった一人で運転するロングドライブ。考える時間だけはたっぷりあったので、色々とレースを総括した。

まずはスイム。コース幅があれほど広くて、しかも1往復という単純なコースの場合、まっすぐ進むことは非常に重要だ。往路と復路のタイムを比べた際に、後半のタイムの方がかなり良かったということは、いかに前半でロスをしていたかがわかる。

対策はヘッドアップをすることなんだけど、今まで適当に考えてきたこのヘッドアップ、どうやら今後はしっかりと練習の中でやらないといけないみたいだ。

確かに泳いでいるときのリズムが崩れるので、僕は嫌いなんだけど、要はヘッドアップをすることを前提としたリズムを作ることができればいい。それには数をこなすしかないか・・・。当たり前だけど、次回のスイムの練習からはヘッドアップをしながらの200m×5本とかをいれていこう。

それと、スイムでは集団の中で泳いで流れに乗ることもとても大事だ。友達が少ないのでいつも一人でスイムの練習をしているから、普段はなかなか実感できないけれど、以前、プールでスイムをするレースに出場したことがある。この時、自分よりちょっと速い人の後ろをついて泳いだんだけれど、そうすると前の人に引っ張られてすごく速く泳ぐことができた。

バイクでいう風よけというか、集団の後ろにいると力を使わなくていいように、スイムでもそういう働きがある。もちろん、集団の中にいれば他の選手と接触する危険性もあるのでいやな人もいるかもしれないけれど、多くの選手が作る水の流れに乗ることができるかできないかでは、大きくタイムが変わってくるんだと思う。

それには最低限の泳力が無いといけなくて、本文中にも書いたけれど、プールでは50mを1分のペースでずーっと泳ぎ続けられるくらいの泳力が必要だ。この泳力、僕は全くないので、少しづつ力をつけていきたい。

逆に「そんなの余裕だよ」という人はスイムには苦手意識は持っていないはず。当然ヘッドアップもできるだろうし、まっすぐ泳ぐこともできると思う。


皆生大会の総括編、次回はバイクと補給についてです。


ここまでお読みいただきありがとうございます!

人生、曇り時々晴れがいい。



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