2019年2月12日火曜日

PTA会長が語るPTA活動を10倍楽しくする方法1 

子育てをする上で避けては通れない道・・・PTA。
子どもが小学校に入学すると同時に加入し、活動が始まります。

役員ともなれば、行事の準備などで何度も学校に通って会議をすることもあります。

ネットでPTAと検索すると、多くの不合理な活動や事例が紹介され、そうしたPTA活動とどう闘ってきたか・・・という記事を多く見つけることができます。
また、PTAを廃止してはどうかという議論も巻き起こっています。

でも、本当にそうしたマイナスなことばかりでしょうか?
大変なこと、いやなことばかりで、PTA活動というものがここまで長く全国的に続いているものでしょうか?

当ブログでは、図らずも2019年度の小学校のPTA会長に選出されてしまった筆者が、せっかくやるのだから、その活動を10倍楽しくする方法をこれから見つけていこうというものです。

小学校や中学校の子どもを持つ親の一人として、学校との向き合い方、PTA活動の在り方を自らの体験を元に綴っていきます。

記念すべき1回目の今日は、そもそもPTAって何?です。


1.PTAって何?
2.いつから始まった?
3.どんな団体?
4.きょうの良かった。


1.PTAって何?

さて、子供のころからよく耳にしていて、たぶん日本国民で知らない人はいないんじゃないかというPTA。でも、それが何の略称なのか知っている人は少ないと思います。

正直、この前まで僕も知りませんでした。

二人の子供が通う小学校で、PTA会長に選出される流れができたところで調べました。Googleで「PTAとは」と検索すると、トップに出るのはウィキペディアの記事です。

あれ?全国組織なんだから、公式HPくらいあるよね?と思ったら2ページ目にありました。検索1ページ目を占めていたのは、全て、「PTAとは何か?」や「PTA意味ない」とかいう記事ばかり。

検索予測も「PTAいらない」「PTA廃止」「PTA問題」など、やはりネガティブな記事が多く読まれているようです。

せっかくなので出展をしっかりしたいと思い、日本PTA全国協議会の公式HPを訪れたのですが、PTAってそもそも何?いつごろどうやってできたの?という疑問の答えがわかりやすく書かれていなかったので、ウィキペディアを参考にしました。

ウィキペディアの記事によりますと、PTAとは「parent-teacher association」の頭文字をとってできたそうです。直訳すると保護者と先生で作る組織という意味になります。


2.いつから始まった?

そもそもの発祥は1897年!にアメリカ。二人の女性が自発的に作った活動に起源があるようです。これもウィキペディアの受け売りですが・・・。

日本で導入されたのは、第二次世界大戦後。いわゆる戦後にGHQから文部省にこういうのを作ったらどうか?という打診があり、「それ、いいですね」となって発足したということです。

まあ、現在の憲法と同じように、アメリカから「崇高な理念」を持った制度が導入されたということのようです。

こう書くとすわ「押しつけの制度だ」とかいう論調があったりしますが、元々日本にも同じような仕組みがあって、それぞれの地域で活動が行われていたようなので、そうした地域ごとの活動が統一されたと考えることもできるかもしれません。


3.どんな団体?

学校を単位とした任意団体です。それぞれの活動は学校単位で行われますが、併せて、市町村内の学校PTAが集まって作る連合会という組織があります。都道府県単位の連合会や日本PTA全国協議会という名前の組織もあります。

他の様々な団体と同様、学校―市町村―都道府県―エリア(東北地区とか関東地区とか)―全国というピラミッドが出来上がっているようです。

私はまだ市町村レベルの連合会にすら、年一の勉強会に参加しただけなので、こちらの活動がどのようなものかはわかりません。そちらはおいおい活動に参加するようになったらレポートします。

また、PTA組織は任意団体ですので、本来加入するかしないかは、個人の判断にゆだねられます。ただ、こうしたところがきちんと説明されないまま、強制加入とか、脱退した人への差別とかの事例があるから色々と問題が起きるんでしょうね。

新年度に入ったら、まずはこの点からしっかりと説明していこうかと思っています。


4.きょうの良かった。

このシリーズでは、毎回1つ、良かったことを見つけて書いていこうと思います。せっかく楽しくする方法を考えるんだから、良かったことの一つくらい見つかるはず。

記念すべき第一回目の良かったは、「学校が近くなる」です。

子どもが幼稚園や保育園に通っているときは、親が送り迎えをしたり、お迎えのバスに乗せたりします。そうした時に、必ず園の先生やスタッフとお話をすることになり、子供の園内での様子を知ることができます。

けれど、小学校に入ると子供たちは勝手に学校に行きます。うちの学校は登校班というのがあって、上級生を班長にして集団登校しますので、近所のお兄さん、お姉さん方が面倒を見てくれながら一緒に学校に通います。

そうするとどうなるか。

学校で子供たちが何をしているのか。先生方がどんな指導をしているのか。
そのすべてを子供の口から聞くことになります。

もちろん、連絡帳とかで担任の先生とのやり取りはありますよ。

でも、お父さん方、それ毎日読んでます?

少なくとも私は妻任せでほとんど読んでいませんでした。
なので私は、本当に子どもの言葉でしか学校が見えてきませんでした。

親同士の横のつながりができるまでは、子供がわからないと言ったことは全て「わからないまま」です。

連絡帳を読んでいないお父さん方、今、お子さんが何年何組か即答できますか?
学校に行って迷わず子供のいる教室にたどり着けますか?

授業参観に行くと、別の教室でしばらく見ていた後、「あれ、うちの子いない」ってことに気づいて、そそくさと隣の教室に移動して行く人を良く見ます。

PTAの役員になって、学校に行くようになるとこういうことがなくなります。
担任の先生はもちろんですが、ほかの学年の先生とも仲良くなれます。そうした先生から子供の様子を聞くと新鮮です。

きょうの良かったは「学校が近くなる」でした。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます!

人生、曇り時々晴れがいい。

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