去年悔しい思いをした全日本トライアスロン皆生大会。
今年もエントリーしました。
いや、実は出るか出ないかは相当迷いました。なんといってもエントリーフィーだけでも4万円(mspoの手数料含む)、往復のガソリン代が約1万5000円、高速代が往復で1万5000円。宿泊費その他諸々で結果10万円はかかります。
さらにネックになるのは、前日の開会式に出なければいけないので、金曜日には移動をしておかないといけないことです。木曜日中に準備を終え、金曜日に移動。土曜日の開会式に参加して日曜日にレース。そして、月曜日にまたも1000kmを移動して帰る必要があります。途中下道を走ることになるので、15時間くらいかかります。
これだけの日程を確保することは、現在の仕事の状況を考えるとかなり厳しい。
それでもやはり、去年の悔しさをここで晴らしたいという思い。そして、目標とするレースがなくなるとなかなか走ることがなくなってしまうため、再びせり出してきたお腹を引っ込める必要に迫られ、レースエントリーしました。
今後は審査があるということで、5月上旬に審査結果が発表になります。去年だとゴールデンウィークがあけたころに参加承認のメールが来ていました。
果たして今年は承認されるのか。
トレーニングを続けながら、参加承認の連絡が来る日を待ちたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
2019年3月27日水曜日
2019年3月11日月曜日
薪ストーブのメリットとデメリット13 原木を貰いました。
薪ストーブ歴10年の筆者が、雪国山形の住宅街で薪ストーブを使って分かったメリットとデメリットをお伝えするシリーズの第13弾。
きのう、親戚の果樹農家の方から、リンゴの原木を大量にいただきました。その量、軽トラで11台分!そこで今回は原木を貰うことについて考えます。
1.原木って?
2.リンゴの原木軽トラ11台分貰いました。
3.情報発信
4.いつもいいばかりではない
1.原木って?
薪ストーブの燃料は言わずと知れた薪です。では、その薪の原材料は何でしょうか?
そんなの「木」に決まっているじゃない。と思ったあなた、正解です。
ただ、その「木」は色々なカタチ、大きさをしています。広葉樹や針葉樹など、分類としての違いのほか、スギやケヤキ、ナラなど、木の種類としての違いもあります。
そして、幹や枝、葉など、木の部位によっての違いもあります。
色々な違いがありますが、これらをひっくるめて、切り倒した木で薪の原料になるものを総称して「原木」と言います。よく原木というと、太い幹の部分が切り倒されているものをイメージされるかと思いますが、色々な部分があります。
2.リンゴの原木軽トラ11台分貰いました。
きのう、親戚の方から頂いたリンゴの原木。ちょうど剪定枝の片付けをしていた時に、親戚の方が「リンゴの木を倒したから薪に使ってくれ」とやってきました。
軽トラからリンゴの原木、しかも玉切りしてあるものを積み下ろしてくださったので、「ありがとうございます」なんてお礼を述べていたら、1時間後にまた来ました。
「いやいや、2往復してもらうなんてすみません。もしかしてもう少しあるんですか?」と聞いたら、
「あと10台分くらいはあるかもな・・・」とのお話し。
「10台!そんなの一人じゃ運べないですよ!私も車出します!」ということで、急きょ原木運びが始まりました。
リンゴの木を軽トラに満載市、幌をかけて運びます。ちょうどこんな感じ。
我が家の軽トラは、購入して5年目となる今月車検なのですが、走行距離はまだ1800km。まあ、ほとんど出歩かないから走行距離は少ないのですが、無ければ無いで困るので使っています。
親戚のおじさんと2台体制で、それぞれ満載にして運ぶこと5往復。日も傾きかけた5時過ぎにようやくすべての木を運び終わりました。
すさまじい量になりました。1回に200kg積載して走ったとしても2トンです。軽トラ1台で1棚分以上は運べるので、15棚分くらいにはなったでしょうか。ちなみに右上の写真は、去年11月に造園屋さんからもらった樫の木の原木です。
3.情報発信
これだけの量の木を貰った私の方は大変ありがたいのですが、これだけの量の原木、薪ストーブでもない限り、産廃業者に持って行って燃やしてもらうとなると、相当な金額になるでしょうし、産廃まで運ぶ手間もかかります。双方にとってメリットがある、ウィンウィンなやり取りでした。
こうした形で、薪の材料を頂くケースというのは、毎年のようにおこります。それというのも、私がいつも「薪ストーブを使ってるんですけと、薪の原料が無くて・・・」とか、「薪ストーブってすごくいいですよ~」なんてことを、あちらこちらで話しているからです。
常に発信し続けていることで、徐々に「私=薪を必要としている人」との認識が出来上がり、今回の親戚の方のように、木を切り倒した果樹農家の方が持ってきて下さることや、雪囲いなどで使っていた木や杭が古くなったので薪にしてくれと持ってきて下さる方が増えました。
機会があれば情報を発信し、さらに、どんな木でもありがたくいただく。そうしたことを10年積み重ねてようやく、色々な方から原木を頂くことができるようになりました。
4.いつもいいばかりでない
こんなことを書くと、いいことばかりのように見えるかもしれませんが、いつもいいばかりではありません。
去年、原木を持って行ってくれと言われた木は、切り倒してから3年が経過していて、しかも畑で雨ざらしだったためにボロボロに朽ちてしまっていました。
「せっかくのお話なのですが、これはもう運ぶ先からボロボロと崩れてくるので、いただけません」とお話ししたところ、「せっかく好意で言っているのに選り好みして」と、非常にご立腹で、依頼連絡がつかなくなってしまいました。
薪ストーブを使っていない方からすれば、木であればなんでもいいと思っても仕方がありません。私も針葉樹だろうと広葉樹だろうと気にしないのですが、半分土に帰っていたり、虫がうじゃうじゃしているような木を家の中に入れたいとは思いません。
こうしたときはお断りをすることになりますが、お断りをすると決まって嫌な顔をされます。いやな顔をされると、私も嫌な気分になります。どうやればうまくお断りできるのか考え続けていますが、まだいい方法が思いつきません。誰か思いつく方いらっしゃれば教えていただきたいです。
ここが、原木を頂く場合のデメリットとなります。薪の原木一つで人間関係が崩れてしまうというのは割に合わないのですが、こんなこと一つでなくなってしまう関係しか築けていなかったという証拠かもしれません。自分の人間関係の築き方が果たしてどうだったのかと自問することばかりです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
きのう、親戚の果樹農家の方から、リンゴの原木を大量にいただきました。その量、軽トラで11台分!そこで今回は原木を貰うことについて考えます。
1.原木って?
2.リンゴの原木軽トラ11台分貰いました。
3.情報発信
4.いつもいいばかりではない
1.原木って?
薪ストーブの燃料は言わずと知れた薪です。では、その薪の原材料は何でしょうか?
そんなの「木」に決まっているじゃない。と思ったあなた、正解です。
ただ、その「木」は色々なカタチ、大きさをしています。広葉樹や針葉樹など、分類としての違いのほか、スギやケヤキ、ナラなど、木の種類としての違いもあります。
そして、幹や枝、葉など、木の部位によっての違いもあります。
色々な違いがありますが、これらをひっくるめて、切り倒した木で薪の原料になるものを総称して「原木」と言います。よく原木というと、太い幹の部分が切り倒されているものをイメージされるかと思いますが、色々な部分があります。
2.リンゴの原木軽トラ11台分貰いました。
きのう、親戚の方から頂いたリンゴの原木。ちょうど剪定枝の片付けをしていた時に、親戚の方が「リンゴの木を倒したから薪に使ってくれ」とやってきました。
軽トラからリンゴの原木、しかも玉切りしてあるものを積み下ろしてくださったので、「ありがとうございます」なんてお礼を述べていたら、1時間後にまた来ました。
「いやいや、2往復してもらうなんてすみません。もしかしてもう少しあるんですか?」と聞いたら、
「あと10台分くらいはあるかもな・・・」とのお話し。
「10台!そんなの一人じゃ運べないですよ!私も車出します!」ということで、急きょ原木運びが始まりました。
リンゴの木を軽トラに満載市、幌をかけて運びます。ちょうどこんな感じ。
我が家の軽トラは、購入して5年目となる今月車検なのですが、走行距離はまだ1800km。まあ、ほとんど出歩かないから走行距離は少ないのですが、無ければ無いで困るので使っています。
親戚のおじさんと2台体制で、それぞれ満載にして運ぶこと5往復。日も傾きかけた5時過ぎにようやくすべての木を運び終わりました。
すさまじい量になりました。1回に200kg積載して走ったとしても2トンです。軽トラ1台で1棚分以上は運べるので、15棚分くらいにはなったでしょうか。ちなみに右上の写真は、去年11月に造園屋さんからもらった樫の木の原木です。
3.情報発信
これだけの量の木を貰った私の方は大変ありがたいのですが、これだけの量の原木、薪ストーブでもない限り、産廃業者に持って行って燃やしてもらうとなると、相当な金額になるでしょうし、産廃まで運ぶ手間もかかります。双方にとってメリットがある、ウィンウィンなやり取りでした。
こうした形で、薪の材料を頂くケースというのは、毎年のようにおこります。それというのも、私がいつも「薪ストーブを使ってるんですけと、薪の原料が無くて・・・」とか、「薪ストーブってすごくいいですよ~」なんてことを、あちらこちらで話しているからです。
常に発信し続けていることで、徐々に「私=薪を必要としている人」との認識が出来上がり、今回の親戚の方のように、木を切り倒した果樹農家の方が持ってきて下さることや、雪囲いなどで使っていた木や杭が古くなったので薪にしてくれと持ってきて下さる方が増えました。
機会があれば情報を発信し、さらに、どんな木でもありがたくいただく。そうしたことを10年積み重ねてようやく、色々な方から原木を頂くことができるようになりました。
4.いつもいいばかりでない
こんなことを書くと、いいことばかりのように見えるかもしれませんが、いつもいいばかりではありません。
去年、原木を持って行ってくれと言われた木は、切り倒してから3年が経過していて、しかも畑で雨ざらしだったためにボロボロに朽ちてしまっていました。
「せっかくのお話なのですが、これはもう運ぶ先からボロボロと崩れてくるので、いただけません」とお話ししたところ、「せっかく好意で言っているのに選り好みして」と、非常にご立腹で、依頼連絡がつかなくなってしまいました。
薪ストーブを使っていない方からすれば、木であればなんでもいいと思っても仕方がありません。私も針葉樹だろうと広葉樹だろうと気にしないのですが、半分土に帰っていたり、虫がうじゃうじゃしているような木を家の中に入れたいとは思いません。
こうしたときはお断りをすることになりますが、お断りをすると決まって嫌な顔をされます。いやな顔をされると、私も嫌な気分になります。どうやればうまくお断りできるのか考え続けていますが、まだいい方法が思いつきません。誰か思いつく方いらっしゃれば教えていただきたいです。
ここが、原木を頂く場合のデメリットとなります。薪の原木一つで人間関係が崩れてしまうというのは割に合わないのですが、こんなこと一つでなくなってしまう関係しか築けていなかったという証拠かもしれません。自分の人間関係の築き方が果たしてどうだったのかと自問することばかりです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
2019年3月4日月曜日
薪ストーブのメリットとデメリット12 剪定枝の片付けをする季節になりました。
薪ストーブ歴10年の筆者が、雪国山形の住宅街で薪ストーブを使って分かったメリットとデメリットをお伝えするシリーズの第12弾。
今年は何だかすごく春が早いみたいで、もう、田んぼや畑からは雪がなくなってしまいました。今日は剪定枝の片付けをしていました。そこで今回は、剪定枝の片付けについてお話しします。畑持っていない人も必読の内容になるよう努力します。
1.剪定とは
2.剪定枝の片付け
3.もう一度言います。焚きつけ必要性について。
4.腱鞘炎には気を付けて
1.剪定とは
剪定は、木をしっかりと成長させるために、木の枝の一部を切り落とすものです。春になって葉っぱが出てきたときに、密集しすぎてすべての葉っぱに太陽の光が当たらなくならないように、間引くことですね。
通常は、1月~3月上旬にかけて行われ、雪が解けた3月中旬以降にこの枝を片付ける作業が待っています。
ただ、今年は雪解けが非常に早いので、3月に入ったばかりだというのに、剪定枝の片付け作業を始めることになりました。
我が家は、元々が専業農家だったということもありまして、自家消費用とはいえ10本ほどの木があります。リンゴやナシ、柿にさくらんぼ等々。これらの剪定枝は、とっても使い勝手の良い焚きつけになります。
2.剪定枝の片付け
剪定枝は大きなものですと、腕くらいの太さの枝を切り落としています。その場合は、太枝から生えた細い枝を一つ一つ落としていく必要があります。この細い枝も、剪定ばさみで切り落とせる程度の太さのものから、鋸が必要なものまで様々です。
このため、太い順にひとつひとつ処理していくわけですが、時々変なテンションがかかった枝があると「バシッ」っと顔に当たったりして痛い思いをすることがあります。
目に入ると大変なので、必ずサングラスか防塵メガネをかけています。
また、枝を切り落とした後の鋸の刃が勢い余って指に当たって切ったこともあります。
これらの事故に気を付けながら作業を進めるわけですが、この作業、実に地味です。しかも、結構な本数があるため、1日ではとても終わりません。
ただ、筆者はこうした地味~な単純作業が意外と好きでして、まったく苦にならずに作業を進めていっています。冬の間使う剪定枝がこれで出来上がると思えばねぇ。
この剪定枝、それぞれを切り離していって、太さも長さもバラバラの枝がたくさん出ます。これを集めて束にします。細い枝は短いものもあるので、余計な枝が地面に落ちていないか、きっちり探し出して束にします。
この束を、我が家では長さ35センチに統一して一本一本切りそろえていきます。切りそろえるには、枝切り機という道具を使いますが、その昔は一本一本剪定ばさみで処理していました。
それをちょうど一束くらいの量でひとくくりにします。このひとくくりの剪定枝で大体2週間~3週間くらい焚きつけとして使えます。我が家はこの束を大体毎年15くらい作ります。
3.もう一度言います。焚きつけ必要性について。
過去の記事でも記載しましたが、焚きつけは重要です。これが無ければ火は起きません。
ガスバーナーで強引に火をつけるなら別ですが、小さい炎を大きく育てていくことも、薪ストーブの楽しみの一つです。
このための焚きつけ作り(=我が家では剪定枝の片付け)なのですが、この焚きつけが無くて困っている人がかなりいます。薪ストーブを導入する前には、ここまで気が回らないからでしょう。しかも、ストーブ屋さんも薪なら販売できますが、焚きつけは安い割には手間が非常にかかるのであまり販売していません。
焚きつけの準備は大丈夫ですか?といった問いかけをしっかりとしてくれるストーブ業者さんは、お客さんの薪ストーブライフをトータルで考えてくれている人です。一方で、何の問いかけや提案もない業者さんは、売ることだけを考えているのかもしれません。
4.腱鞘炎には気を付けて
この剪定枝の片付け、「農家じゃないからすることないよ」と思われるかもしれませんが、農家に手伝いに行った代わりに処理した枝を分けてもらって帰ることもできます。
大都市にお住まいで、車をお持ちでないなら別ですが、地方都市に住んでいて車があるなら、ぜひ、こうした作業を体験してみてください。
苦労して作った枝や薪を燃やす炎は、とっても愛おしいものです。
ただ、腱鞘炎には気を付けてください。一日中剪定ばさみを使い続けると、握力がなくなってきます。欲をかかずにほどほどに頑張ることが大切です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
今年は何だかすごく春が早いみたいで、もう、田んぼや畑からは雪がなくなってしまいました。今日は剪定枝の片付けをしていました。そこで今回は、剪定枝の片付けについてお話しします。畑持っていない人も必読の内容になるよう努力します。
1.剪定とは
2.剪定枝の片付け
3.もう一度言います。焚きつけ必要性について。
4.腱鞘炎には気を付けて
1.剪定とは
剪定は、木をしっかりと成長させるために、木の枝の一部を切り落とすものです。春になって葉っぱが出てきたときに、密集しすぎてすべての葉っぱに太陽の光が当たらなくならないように、間引くことですね。
通常は、1月~3月上旬にかけて行われ、雪が解けた3月中旬以降にこの枝を片付ける作業が待っています。
ただ、今年は雪解けが非常に早いので、3月に入ったばかりだというのに、剪定枝の片付け作業を始めることになりました。
我が家は、元々が専業農家だったということもありまして、自家消費用とはいえ10本ほどの木があります。リンゴやナシ、柿にさくらんぼ等々。これらの剪定枝は、とっても使い勝手の良い焚きつけになります。
2.剪定枝の片付け
剪定枝は大きなものですと、腕くらいの太さの枝を切り落としています。その場合は、太枝から生えた細い枝を一つ一つ落としていく必要があります。この細い枝も、剪定ばさみで切り落とせる程度の太さのものから、鋸が必要なものまで様々です。
このため、太い順にひとつひとつ処理していくわけですが、時々変なテンションがかかった枝があると「バシッ」っと顔に当たったりして痛い思いをすることがあります。
目に入ると大変なので、必ずサングラスか防塵メガネをかけています。
また、枝を切り落とした後の鋸の刃が勢い余って指に当たって切ったこともあります。
これらの事故に気を付けながら作業を進めるわけですが、この作業、実に地味です。しかも、結構な本数があるため、1日ではとても終わりません。
ただ、筆者はこうした地味~な単純作業が意外と好きでして、まったく苦にならずに作業を進めていっています。冬の間使う剪定枝がこれで出来上がると思えばねぇ。
この剪定枝、それぞれを切り離していって、太さも長さもバラバラの枝がたくさん出ます。これを集めて束にします。細い枝は短いものもあるので、余計な枝が地面に落ちていないか、きっちり探し出して束にします。
この束を、我が家では長さ35センチに統一して一本一本切りそろえていきます。切りそろえるには、枝切り機という道具を使いますが、その昔は一本一本剪定ばさみで処理していました。
それをちょうど一束くらいの量でひとくくりにします。このひとくくりの剪定枝で大体2週間~3週間くらい焚きつけとして使えます。我が家はこの束を大体毎年15くらい作ります。
3.もう一度言います。焚きつけ必要性について。
過去の記事でも記載しましたが、焚きつけは重要です。これが無ければ火は起きません。
ガスバーナーで強引に火をつけるなら別ですが、小さい炎を大きく育てていくことも、薪ストーブの楽しみの一つです。
このための焚きつけ作り(=我が家では剪定枝の片付け)なのですが、この焚きつけが無くて困っている人がかなりいます。薪ストーブを導入する前には、ここまで気が回らないからでしょう。しかも、ストーブ屋さんも薪なら販売できますが、焚きつけは安い割には手間が非常にかかるのであまり販売していません。
焚きつけの準備は大丈夫ですか?といった問いかけをしっかりとしてくれるストーブ業者さんは、お客さんの薪ストーブライフをトータルで考えてくれている人です。一方で、何の問いかけや提案もない業者さんは、売ることだけを考えているのかもしれません。
4.腱鞘炎には気を付けて
この剪定枝の片付け、「農家じゃないからすることないよ」と思われるかもしれませんが、農家に手伝いに行った代わりに処理した枝を分けてもらって帰ることもできます。
大都市にお住まいで、車をお持ちでないなら別ですが、地方都市に住んでいて車があるなら、ぜひ、こうした作業を体験してみてください。
苦労して作った枝や薪を燃やす炎は、とっても愛おしいものです。
ただ、腱鞘炎には気を付けてください。一日中剪定ばさみを使い続けると、握力がなくなってきます。欲をかかずにほどほどに頑張ることが大切です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
2019年3月1日金曜日
東根さくらんぼマラソンにエントリーしました。
今年のレース関係、初のエントリーです。
6月2日に開催される「果樹王国ひがしね さくらんぼマラソン大会」にエントリーしました。
大会公式HPはこちら。
去年はエントリーはしたものの、期限まで支払いするのを忘れてて結局参加できずにいたので、2年越しのエントリー成功です。いや、恥ずかしいお話しなのですが。
この大会は、山形県内のスポーツイベントの中で最も多い1万2000人が定員のマラソン大会。今年で18回目を迎えます。
元々「さくらんぼマラソン」の名前は、寒河江市で開催されていた「”さがえ”さくらんぼマラソン大会」が最初です。こちらは今年43回目を迎える歴史ある大会なのですが、全てのカテゴリーの定員合計が4000人。規模としては圧倒的に東根に負けています。
そのため、今では「寒河江の」さくらんぼマラソン大会であることをわかってもらうために、あえて「”さがえ”」と表記することにまでなっています。公式HPも去年のまま。調べてみたら、スポーツエントリーではエントリーを募集しているので、今年も大会はあるようですが、本家本元のさくらんぼマラソン大会としては寂しい状況になっています。
かくいう僕も東根の大会にエントリーしたわけですしね。
東根市と寒河江市は、「さくらんぼ」を巡ってのライバル関係が有名な話です。方や「佐藤錦発祥の地」、方や「さくらんぼの生産量1位」。
どっちがどっちだったか忘れましたが、とにかく「さくらんぼ」を巡っては火花を散らす両市ですが、マラソン大会の運営に関しては、東根市に軍配が上がっているようです。
でもこれって、ロケーションの差だよね・・・。陸上自衛隊第六師団を擁する東根のさくらんぼマラソンは、自衛隊の広大な敷地を全面的に活用して、1万2000人を収容するだけの駐車場を確保。なるべく車で来ないようにとか、乗り合いで来てほしいと呼び掛けはするものの、これだけの台数の車を収容できる場所は、なかなか他にはありません。
一方の寒河江市の方は、市内の中心部を走るので駐車場と交通規制が大変ですし。
さて、”東根”のさくらんぼマラソンにエントリーするのは、今年で3回目です。初挑戦は2009年。初挑戦=初ハーフでした。
この時は、前半は1km5分半くらいのペースでずっと走れていたのですが、18kmを過ぎたあたりで左膝が痛くなり(ランナー膝っていうのですかね?)、ペースダウン。
機械の油がきれて、ギコギコ音がするような感じで膝が動かなくなり、歩くことしかできず。残り3kmに30分以上かかり、2時間12分でゴールしたのを覚えています。
これは完全に練習不足が原因との反省のもと、翌2010年には練習を強化。さらにさくらんぼマラソンの4週間前にも別のハーフマラソン大会に参加。さらに2週間前には飯豊グランフォンド飯豊で160kmのグランフォンドを実施して、本人的にはかなり準備万端の状態で参加。
結果は1時間52分。秒までは覚えていませんが、こちらが今のところ僕のハーフマラソンのベストタイムになっています。
なお、この年は、2週間後に参加した本命のおしんレースで、最後のランの途中でふくらはぎに肉離れをしてしまいDNF。十分な練習ができるだけの体作りができていなかったことが反省となりました。
さて、今回はそれから9年ぶりの参加。目指すはもちろん自己ベスト更新ですが、前回参加したときは34歳。今年参加すれべ43歳。奇しくも3と4で表記される年齢となりますが、体力的には全然ベースが異なります。
とはいえ、冬の間サボっていたこともあるので、昨日は久々にランの練習を実施。とはいえ、たった5kmのジョグですが、これでも結構なダメージがありました。
まさかの足裏に豆ができるとか(どんだけ走っていなかったんだよ)、膝上の四頭筋がバリバリに張るとか、シンスプリントが痛くなるとか。
思い知ったのは43歳の体の現実です。
今年の山形は例年になく暖かい冬になっていて、雪も全然なくなったので、これから少しずつペースを上げて大会に合わせていきたいと思います。
皆生をどうするかもあるしね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
6月2日に開催される「果樹王国ひがしね さくらんぼマラソン大会」にエントリーしました。
大会公式HPはこちら。
去年はエントリーはしたものの、期限まで支払いするのを忘れてて結局参加できずにいたので、2年越しのエントリー成功です。いや、恥ずかしいお話しなのですが。
この大会は、山形県内のスポーツイベントの中で最も多い1万2000人が定員のマラソン大会。今年で18回目を迎えます。
元々「さくらんぼマラソン」の名前は、寒河江市で開催されていた「”さがえ”さくらんぼマラソン大会」が最初です。こちらは今年43回目を迎える歴史ある大会なのですが、全てのカテゴリーの定員合計が4000人。規模としては圧倒的に東根に負けています。
そのため、今では「寒河江の」さくらんぼマラソン大会であることをわかってもらうために、あえて「”さがえ”」と表記することにまでなっています。公式HPも去年のまま。調べてみたら、スポーツエントリーではエントリーを募集しているので、今年も大会はあるようですが、本家本元のさくらんぼマラソン大会としては寂しい状況になっています。
かくいう僕も東根の大会にエントリーしたわけですしね。
東根市と寒河江市は、「さくらんぼ」を巡ってのライバル関係が有名な話です。方や「佐藤錦発祥の地」、方や「さくらんぼの生産量1位」。
どっちがどっちだったか忘れましたが、とにかく「さくらんぼ」を巡っては火花を散らす両市ですが、マラソン大会の運営に関しては、東根市に軍配が上がっているようです。
でもこれって、ロケーションの差だよね・・・。陸上自衛隊第六師団を擁する東根のさくらんぼマラソンは、自衛隊の広大な敷地を全面的に活用して、1万2000人を収容するだけの駐車場を確保。なるべく車で来ないようにとか、乗り合いで来てほしいと呼び掛けはするものの、これだけの台数の車を収容できる場所は、なかなか他にはありません。
一方の寒河江市の方は、市内の中心部を走るので駐車場と交通規制が大変ですし。
さて、”東根”のさくらんぼマラソンにエントリーするのは、今年で3回目です。初挑戦は2009年。初挑戦=初ハーフでした。
この時は、前半は1km5分半くらいのペースでずっと走れていたのですが、18kmを過ぎたあたりで左膝が痛くなり(ランナー膝っていうのですかね?)、ペースダウン。
機械の油がきれて、ギコギコ音がするような感じで膝が動かなくなり、歩くことしかできず。残り3kmに30分以上かかり、2時間12分でゴールしたのを覚えています。
これは完全に練習不足が原因との反省のもと、翌2010年には練習を強化。さらにさくらんぼマラソンの4週間前にも別のハーフマラソン大会に参加。さらに2週間前には飯豊グランフォンド飯豊で160kmのグランフォンドを実施して、本人的にはかなり準備万端の状態で参加。
結果は1時間52分。秒までは覚えていませんが、こちらが今のところ僕のハーフマラソンのベストタイムになっています。
なお、この年は、2週間後に参加した本命のおしんレースで、最後のランの途中でふくらはぎに肉離れをしてしまいDNF。十分な練習ができるだけの体作りができていなかったことが反省となりました。
さて、今回はそれから9年ぶりの参加。目指すはもちろん自己ベスト更新ですが、前回参加したときは34歳。今年参加すれべ43歳。奇しくも3と4で表記される年齢となりますが、体力的には全然ベースが異なります。
とはいえ、冬の間サボっていたこともあるので、昨日は久々にランの練習を実施。とはいえ、たった5kmのジョグですが、これでも結構なダメージがありました。
まさかの足裏に豆ができるとか(どんだけ走っていなかったんだよ)、膝上の四頭筋がバリバリに張るとか、シンスプリントが痛くなるとか。
思い知ったのは43歳の体の現実です。
今年の山形は例年になく暖かい冬になっていて、雪も全然なくなったので、これから少しずつペースを上げて大会に合わせていきたいと思います。
皆生をどうするかもあるしね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
2019年2月28日木曜日
薪ストーブのメリットとデメリット11 斧について
薪ストーブ歴10年の筆者が、雪国山形の住宅街で薪ストーブを使って分かったメリットとデメリットをお伝えするシリーズの第11弾。
今回の話題は斧についてです。
1.斧とは
2.選び方
3.気を付けて!
4.楽しく薪割りをするために
1.斧とは
斧は非常に歴史のある道具です。誕生したのは石器時代と言われています。確かに歴史の教科書にも打製石器の斧の写真やイラストが掲載されていましたよね。
武器としても使われていましたが、元々は斧は木を切り倒したり、枝をはらったりするのに使われていました。のこぎりが発明されるまでは、斧で木を切り倒していたそうです。
物語では、良く木こりが筋骨隆々で描かれていますが、大きな木を斧一本で切り倒すとなると、そういう体になりますよね。ちなみに、のこぎりはチェーンソーの発明により、その役目を終えています。
2.選び方
ところで、今回話題にするのは、もちろん薪割りに使う斧についてです。こちらは、メーカーさんにより、様々な種類の斧が販売されています。
僕が持っている斧は2本ですが、そのほかにも何本もの斧を試してきました。今回はそうした経験を踏まえて、斧の選び方をご説明します。
薪割りは、斧を薪にたたきつけて、その衝撃で割るわけですが、その衝撃力は、斧の重さ×斧を振るうスピードの二乗で計算されます。いわゆる運動エネルギーの計算式ですね。
K=1/2×質量×速度の二乗ですね。
簡単に言うと、重たい斧をすんごい速さで振り回すと、大きな力が生まれるので、薪を割りやすくなります・・・ということです。
なので、斧の重さが重くなればなるほど薪割りには有利になるので、マジックアックスのような、斧頭が4kgくらいあります。
これ、確かによく割れます。でも、こんなの振り回せる人そんなにいないですよ。まずもって女性でこれを使える人はほとんどいないですし、下手すると大けがしちゃいます。
男性でもかなりの力持ちでなければ、斧の重さを使って割るのが精いっぱいです。ま、もともとそういう斧なんですけどね。
でも、よく考えてください。質量×速度の二乗です。つまり、斧を振り回す速さがの方が、斧の重さよりも重要ということです。
そこで私が使っていておススメの斧が、グレンスフォッシュの「薪割り槌」です。斧の重さは2400g。僕が使って振るうにはちょうどいい重さです。反対側はハンマーになっているので、楔を使って薪割りをすることにも使えます。
これだとちょっと重い・・・という方には、ロング大型薪割りがおススメです。重さは1800g。
選び方で大事なのは、自由自在に振るうことができるかです。ネットでも販売されていますが、一度ショップで実物を見てから購入された方がいいです。
3.気をつけて!
なぜ自由自在に振るうことができることが大切か。
それは、注意して振るわないと斧頭が脛に当たってしまうからです。斧頭は、肩~腕~斧と続く円運動で動きます。そうするとどうなるか。
斧頭は脛に向ってきてしまいます。当たったら大けがです。きっと一生薪割りをやらなくなるでしょう。
そのため、斧をふるうときは、途中から下の地面に向けた直線運動に切り替えなければなりません。この切り替えを一連の動きの中で行わなければならないので、自由に振り回せる重さの斧を使う必要があります。
筋力のある人でしたら、重たい斧を使うことができますが、筋力が無い人は軽めの小さな斧を使うことをお勧めします。当たり前の話になってしまいますが・・・。
4.楽しく薪割りをするために
薪割りは重労働ですが、その分、薪棚に薪が積み上げられていくと幸せな気持ちになります。ぜひ、薪割りの楽しさを味わってみてください。
その薪割りを楽しくする方法、それは、最も手軽に上手に薪が割れることです。そのため、斧選びは慎重に行いましょう。多くの専門書やネットの記事が、おススメの斧を紹介しています。当記事も紹介しています。
しかし、僕にとってのベストな斧が、あなたにとってのベストとは限りません。あなたにとってのベストな斧を選ぶ基準が、自由に振り回せる重さ、長さの斧を選ぶことです。最終的にベストな形の斧が見つかればうれしいです。
それと、最後にもう一つ。斧の刃は包丁と違ってそれほど頻繁に研ぐことはありません。しかし、刃の切れ味は薪割りの精度に大きく関係します。ぜひ、定期的に刃を研ぐことをおススメします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
今回の話題は斧についてです。
1.斧とは
2.選び方
3.気を付けて!
4.楽しく薪割りをするために
1.斧とは
斧は非常に歴史のある道具です。誕生したのは石器時代と言われています。確かに歴史の教科書にも打製石器の斧の写真やイラストが掲載されていましたよね。
武器としても使われていましたが、元々は斧は木を切り倒したり、枝をはらったりするのに使われていました。のこぎりが発明されるまでは、斧で木を切り倒していたそうです。
物語では、良く木こりが筋骨隆々で描かれていますが、大きな木を斧一本で切り倒すとなると、そういう体になりますよね。ちなみに、のこぎりはチェーンソーの発明により、その役目を終えています。
2.選び方
ところで、今回話題にするのは、もちろん薪割りに使う斧についてです。こちらは、メーカーさんにより、様々な種類の斧が販売されています。
僕が持っている斧は2本ですが、そのほかにも何本もの斧を試してきました。今回はそうした経験を踏まえて、斧の選び方をご説明します。
薪割りは、斧を薪にたたきつけて、その衝撃で割るわけですが、その衝撃力は、斧の重さ×斧を振るうスピードの二乗で計算されます。いわゆる運動エネルギーの計算式ですね。
K=1/2×質量×速度の二乗ですね。
簡単に言うと、重たい斧をすんごい速さで振り回すと、大きな力が生まれるので、薪を割りやすくなります・・・ということです。
なので、斧の重さが重くなればなるほど薪割りには有利になるので、マジックアックスのような、斧頭が4kgくらいあります。
これ、確かによく割れます。でも、こんなの振り回せる人そんなにいないですよ。まずもって女性でこれを使える人はほとんどいないですし、下手すると大けがしちゃいます。
男性でもかなりの力持ちでなければ、斧の重さを使って割るのが精いっぱいです。ま、もともとそういう斧なんですけどね。
でも、よく考えてください。質量×速度の二乗です。つまり、斧を振り回す速さがの方が、斧の重さよりも重要ということです。
そこで私が使っていておススメの斧が、グレンスフォッシュの「薪割り槌」です。斧の重さは2400g。僕が使って振るうにはちょうどいい重さです。反対側はハンマーになっているので、楔を使って薪割りをすることにも使えます。
これだとちょっと重い・・・という方には、ロング大型薪割りがおススメです。重さは1800g。
選び方で大事なのは、自由自在に振るうことができるかです。ネットでも販売されていますが、一度ショップで実物を見てから購入された方がいいです。
3.気をつけて!
なぜ自由自在に振るうことができることが大切か。
それは、注意して振るわないと斧頭が脛に当たってしまうからです。斧頭は、肩~腕~斧と続く円運動で動きます。そうするとどうなるか。
斧頭は脛に向ってきてしまいます。当たったら大けがです。きっと一生薪割りをやらなくなるでしょう。
そのため、斧をふるうときは、途中から下の地面に向けた直線運動に切り替えなければなりません。この切り替えを一連の動きの中で行わなければならないので、自由に振り回せる重さの斧を使う必要があります。
筋力のある人でしたら、重たい斧を使うことができますが、筋力が無い人は軽めの小さな斧を使うことをお勧めします。当たり前の話になってしまいますが・・・。
4.楽しく薪割りをするために
薪割りは重労働ですが、その分、薪棚に薪が積み上げられていくと幸せな気持ちになります。ぜひ、薪割りの楽しさを味わってみてください。
その薪割りを楽しくする方法、それは、最も手軽に上手に薪が割れることです。そのため、斧選びは慎重に行いましょう。多くの専門書やネットの記事が、おススメの斧を紹介しています。当記事も紹介しています。
しかし、僕にとってのベストな斧が、あなたにとってのベストとは限りません。あなたにとってのベストな斧を選ぶ基準が、自由に振り回せる重さ、長さの斧を選ぶことです。最終的にベストな形の斧が見つかればうれしいです。
それと、最後にもう一つ。斧の刃は包丁と違ってそれほど頻繁に研ぐことはありません。しかし、刃の切れ味は薪割りの精度に大きく関係します。ぜひ、定期的に刃を研ぐことをおススメします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
2019年2月22日金曜日
PTA会長が語るPTA活動を10倍楽しくする方法2
小学校のPTA会長に選出されてしまった筆者が、PTA活動を10倍楽しくする方法を見つけていくシリーズ。
2回目の今日は、役員選出についてです。
1.PTA役員
2.選出方法
3.交渉
4.きょうの良かった
1.PTA役員
そもそも、PTAの役員って何をするのでしょう。
簡単に言えば学校のPTA活動の段取りや準備を行うことになります。
学校によって活動の幅、熱心さ、大変さが異なりますので、役員=大変とはなりませんが、ほとんどの人のイメージは「PTA役員になる=面倒だ」となっています。
私たちの小学校では、各学年から13人(6年生だけ14人)の役員が選出されます。役員になると、文化部とか体育部など、専門部と呼ばれる部会に所属することになります。
それぞれの専門部には毎年同じような活動をしていて(体育部は運動会の運営の支援など)、担当の行事が近くなると役員同士が集まって準備を行います。
このほかに、学年行事と呼ばれる学年の活動が年1回あって、こちらの準備や運営を担当します。
このほかに、会長、副会長、監事などPTA活動全般を見る役員もいます。
2.選出方法
選出方法は、立候補と推薦の2つです。
毎年13人(6年生だけ14人)の役員が選出されますので、6年間では79人の人が役員になります。会長、副会長などの執行部も含めると80人以上になります。
私たちの小学校は、各学年が80人ちょっとなので、一人1回は何かの役員を担当することになります。
このため、「上の学年になると大変になる」という噂(事実ですが・・・)が広がり、下の学年の時は立候補が多く抽選になり、4年生以降になると極端に立候補が減ってしまう事態が起きています。
3.交渉
そのため、役員になってもらうためのお願いの電話をすることになります。
多くの場合は、今年度の役員の人が来年度の役員を決めるために電話をします。
そして交渉が始まります。
でもこの交渉、なかなかうまくいきません。
なぜか―。どうしたって「私のかわりにあなた来年役員やってください」というお願いになっちゃうからです。
その気持ち、良く分かります。そりゃそうですよね。
特に、6年生の時に会長になることが決まっている副会長の選出が一番難航します。その先数年間のPTA活動が約束されてしまうので、なかなか協力的な方が見つからず、苦労することになります。
私も今回、非常に多くのご家庭に電話しました。電話で名乗っただけで嫌そうな声で断られたことも何度もありました。
その理由は決まっています。「忙しくてとてもPTAなんかやってる余裕がないんです」。
そして、「引き受けてもなかなか行けなくて、皆に迷惑かかるから」です。
でも、うちの小学校のPTA活動、役員になっても学校に行かなきゃいけない回数はせいぜい7、8回。多くても10回ちょっとです。
平均すると月に1回あるかないか。
月に1回飲みに行くこともできないくらい忙しいですか?そんなに家を離れられないですか?
もちろん、下に乳幼児がいるうえに夫婦フルタイムで働いていて、しかも帰宅するのがきまって9時以降・・・なんてお宅もあると思います。物理的に無理なご家庭もあるでしょう。
でも、ほとんどの家では、「何とかしようと思えば何とかなる」レベルだと感じています。
それでも判で押したように断られる理由を考えてみると、そこにあるのは「知らない恐怖」という結論にいきつきました。
どれだけ忙しくなるか知らない。どんな面倒ごとを頼まれるかわからない。
安易に引き受けて、出来なかったらどうしよう。誰かに非難されるのだろうか?
誰かに迷惑かけてしまうのだろうか?
役員としての仕事の中身がわからないから、色々と悪い方向に考えて断りを入れるのではないでしょうか。
PTAに限らず、人は知らないこと、わからないことに恐怖を覚えます。死んだあとどうなるかわからないからこそ、死は究極の恐怖となります。
知ってさえいれば何でもないことも、知らないからこそ「何だかわからないから大変そう」となる。
上の子の時に役員を経験した人など、仕事の中身がわかっている人は簡単にOKしてくれますしね。
4.きょうの良かった
筆者の場合は、とある団体に所属し、会社とその団体の二足のわらじをはいていた時は、人格が崩壊しかけるほどの激務の中にいた経験があります。
そのため、少々大変なことが起きたとしても「あの時に比べたら大丈夫なはず」という変な自信がついてしまって、簡単に引き受けてしまいました。
そして、来年度の役員をお願いする電話をかけまくることになるのですが、その分、これまで顔と名前が一致しなかった保護者の方や、どの子の親なのかわからなかったお父さん、お母さんの名前がとてもよく分かるようになりました。
今まで、「あ~どうも~」なんて言ってたけど名前わからなかった人って多くありません?私はたくさんいたのですが、その人たちの名前がわかってとってもスッキリしました。
また、「電話大変ですね~」って言ってもらえることもたくさんあって、気遣ってもらえる喜びも感じられました。
こうした「知る」を積み重ねると、色々なことが簡単になってくるのかもしれません。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
2回目の今日は、役員選出についてです。
1.PTA役員
2.選出方法
3.交渉
4.きょうの良かった
1.PTA役員
そもそも、PTAの役員って何をするのでしょう。
簡単に言えば学校のPTA活動の段取りや準備を行うことになります。
学校によって活動の幅、熱心さ、大変さが異なりますので、役員=大変とはなりませんが、ほとんどの人のイメージは「PTA役員になる=面倒だ」となっています。
私たちの小学校では、各学年から13人(6年生だけ14人)の役員が選出されます。役員になると、文化部とか体育部など、専門部と呼ばれる部会に所属することになります。
それぞれの専門部には毎年同じような活動をしていて(体育部は運動会の運営の支援など)、担当の行事が近くなると役員同士が集まって準備を行います。
このほかに、学年行事と呼ばれる学年の活動が年1回あって、こちらの準備や運営を担当します。
このほかに、会長、副会長、監事などPTA活動全般を見る役員もいます。
2.選出方法
選出方法は、立候補と推薦の2つです。
毎年13人(6年生だけ14人)の役員が選出されますので、6年間では79人の人が役員になります。会長、副会長などの執行部も含めると80人以上になります。
私たちの小学校は、各学年が80人ちょっとなので、一人1回は何かの役員を担当することになります。
このため、「上の学年になると大変になる」という噂(事実ですが・・・)が広がり、下の学年の時は立候補が多く抽選になり、4年生以降になると極端に立候補が減ってしまう事態が起きています。
3.交渉
そのため、役員になってもらうためのお願いの電話をすることになります。
多くの場合は、今年度の役員の人が来年度の役員を決めるために電話をします。
そして交渉が始まります。
でもこの交渉、なかなかうまくいきません。
なぜか―。どうしたって「私のかわりにあなた来年役員やってください」というお願いになっちゃうからです。
その気持ち、良く分かります。そりゃそうですよね。
特に、6年生の時に会長になることが決まっている副会長の選出が一番難航します。その先数年間のPTA活動が約束されてしまうので、なかなか協力的な方が見つからず、苦労することになります。
私も今回、非常に多くのご家庭に電話しました。電話で名乗っただけで嫌そうな声で断られたことも何度もありました。
その理由は決まっています。「忙しくてとてもPTAなんかやってる余裕がないんです」。
そして、「引き受けてもなかなか行けなくて、皆に迷惑かかるから」です。
でも、うちの小学校のPTA活動、役員になっても学校に行かなきゃいけない回数はせいぜい7、8回。多くても10回ちょっとです。
平均すると月に1回あるかないか。
月に1回飲みに行くこともできないくらい忙しいですか?そんなに家を離れられないですか?
もちろん、下に乳幼児がいるうえに夫婦フルタイムで働いていて、しかも帰宅するのがきまって9時以降・・・なんてお宅もあると思います。物理的に無理なご家庭もあるでしょう。
でも、ほとんどの家では、「何とかしようと思えば何とかなる」レベルだと感じています。
それでも判で押したように断られる理由を考えてみると、そこにあるのは「知らない恐怖」という結論にいきつきました。
どれだけ忙しくなるか知らない。どんな面倒ごとを頼まれるかわからない。
安易に引き受けて、出来なかったらどうしよう。誰かに非難されるのだろうか?
誰かに迷惑かけてしまうのだろうか?
役員としての仕事の中身がわからないから、色々と悪い方向に考えて断りを入れるのではないでしょうか。
PTAに限らず、人は知らないこと、わからないことに恐怖を覚えます。死んだあとどうなるかわからないからこそ、死は究極の恐怖となります。
知ってさえいれば何でもないことも、知らないからこそ「何だかわからないから大変そう」となる。
上の子の時に役員を経験した人など、仕事の中身がわかっている人は簡単にOKしてくれますしね。
4.きょうの良かった
筆者の場合は、とある団体に所属し、会社とその団体の二足のわらじをはいていた時は、人格が崩壊しかけるほどの激務の中にいた経験があります。
そのため、少々大変なことが起きたとしても「あの時に比べたら大丈夫なはず」という変な自信がついてしまって、簡単に引き受けてしまいました。
そして、来年度の役員をお願いする電話をかけまくることになるのですが、その分、これまで顔と名前が一致しなかった保護者の方や、どの子の親なのかわからなかったお父さん、お母さんの名前がとてもよく分かるようになりました。
今まで、「あ~どうも~」なんて言ってたけど名前わからなかった人って多くありません?私はたくさんいたのですが、その人たちの名前がわかってとってもスッキリしました。
また、「電話大変ですね~」って言ってもらえることもたくさんあって、気遣ってもらえる喜びも感じられました。
こうした「知る」を積み重ねると、色々なことが簡単になってくるのかもしれません。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
2019年2月21日木曜日
薪ストーブのメリットとデメリット10 薪が無い!?
薪ストーブ歴10年の筆者が、雪国山形の住宅街で薪ストーブを使って分かったメリットとデメリットをお伝えするシリーズの第10弾。
このシリーズもいつの間にか10回目となりました。
今日は、お題というわけではないのですが、今年の我が家の薪事情についてお話しします。
1.薪の種類
2.薪購入
3.減りが早い
4.薪が無い!?
1.薪の種類
今シーズン、我が家が自前で準備した薪はプラタナスの木。2017年の12月頃に庭木の剪定をお願いしている造園屋さんからいただいた木です。結構な太さと量があり、ホクホク顔で薪づくりにいそしんだんですが、薪としてはそれほど優秀ではありませんでした。
プラタナスは、よく街路樹として見られます。アーミー服っていうの?陸上自衛隊の方とかが来ている迷彩色のような木肌が特徴です。
その街路樹を切り倒した時に出た太い幹の部分が多かったのですが、かなりの木が枯れかけていて、直径40センチの木もその中心部の直径30センチが空洞なんてこともかなりありました。だから切り倒したんでしょうね。
最終的に薪棚に準備できたのは、7棚分くらい。ちょっと・・・というかかなり足りません。
2.薪購入
このため、今シーズンは薪を購入することを決めました。
割安と聞いていた某薪業者にお願いして、5万円分の薪を購入。長さはバラバラながら、大体45センチくらいが中心。30センチの薪換算で5棚~6棚分くらいになりました。
自分で準備した薪と合わせると12~13棚。このほかにも、1棚分くらいは針葉樹の廃材を頂いたのがあったので、これで今シーズンは十分間に合う。なんなら1、2棚余って来年に持ち越せるかも、などと甘い考えを持っていました。
3.減りが早い
しかし、誤算が2つありました。
まず、購入した薪、これはたぶん薪割をして1~2か月くらいしかたっていないのではないか、と思えるような乾燥していない薪でした。
プラタナスは夏に準備していたので、この薪を11月から使うわけにはいかず、購入した薪を最初に使い、無くなったら自分が準備した薪を燃やそうと考えていたのですが、それよりはるかに乾いていない薪でした。
妻は「二度とこの業者は使わない!」と激怒していました。まあ、値段の割に量が多いので質については仕方ないところです。このあたりについては、また別の機会に詳報します。
仕方がないので、自分が準備したプラタナスから燃やすことにしました。多少なりとも乾燥させれば購入した薪も燃えるようになるでしょう。
しかし、半年くらいしか乾燥させていない薪。燃えはするのですが、熱量が足りません。仕方なく空気をあまり絞らずに焚いていました。
このため、ものすごい勢いで薪が減っていきました。これが2つ目の誤算でした。
元々、広葉樹の中では密度が高くなく、薪の「もち」が良くなかったというのもあるのでしょうが、当初、2月末くらいまでは持つだろうと思っていたのですが、1月20日過ぎには7棚を燃やしつくします。
想定より1か月以上早く購入した薪を燃やし始めることになりました。
4.薪が無い!?
購入した方の薪も、乾燥が十分ではないので、結局空気を絞らずに燃やすしかありません。こちらも想定よりかなり早いペースで薪が燃えていき、1か月で約半分がなくなりました。1か月に2.5棚分を燃やした計算です。
これから3月を迎え、日も長くなってくるので、薪の消費量は減るでしょうが、もう残りは針葉樹の廃材を合わせても3棚くらいしかありません。
非常に心細い気持ちになります。
もちろん、別の業者を含め薪を新たに購入すればいいのですが、我が家の家計では新規購入という選択肢は厳しいです。
電気を使うエアコン暖房や蓄熱式の暖房器なら、こういう気持ちになることは無いでしょう。寒いならスイッチを入れる。暖かくなったら切る。使った分の電気量は翌月に請求が来て口座から引き落とされるだけです。
薪が無くなりそうになると感じるこの心細さ。まるで貯金を使い果たしたような沈んだ気持ちになります。
この点は、薪ストーブライフのマイナスポイントですね。
とりあえず、少しでも長く薪を持たせるため、外出前と寝る前は薪を追加しないことにしました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
このシリーズもいつの間にか10回目となりました。
今日は、お題というわけではないのですが、今年の我が家の薪事情についてお話しします。
1.薪の種類
2.薪購入
3.減りが早い
4.薪が無い!?
1.薪の種類
今シーズン、我が家が自前で準備した薪はプラタナスの木。2017年の12月頃に庭木の剪定をお願いしている造園屋さんからいただいた木です。結構な太さと量があり、ホクホク顔で薪づくりにいそしんだんですが、薪としてはそれほど優秀ではありませんでした。
プラタナスは、よく街路樹として見られます。アーミー服っていうの?陸上自衛隊の方とかが来ている迷彩色のような木肌が特徴です。
その街路樹を切り倒した時に出た太い幹の部分が多かったのですが、かなりの木が枯れかけていて、直径40センチの木もその中心部の直径30センチが空洞なんてこともかなりありました。だから切り倒したんでしょうね。
最終的に薪棚に準備できたのは、7棚分くらい。ちょっと・・・というかかなり足りません。
2.薪購入
このため、今シーズンは薪を購入することを決めました。
割安と聞いていた某薪業者にお願いして、5万円分の薪を購入。長さはバラバラながら、大体45センチくらいが中心。30センチの薪換算で5棚~6棚分くらいになりました。
自分で準備した薪と合わせると12~13棚。このほかにも、1棚分くらいは針葉樹の廃材を頂いたのがあったので、これで今シーズンは十分間に合う。なんなら1、2棚余って来年に持ち越せるかも、などと甘い考えを持っていました。
3.減りが早い
しかし、誤算が2つありました。
まず、購入した薪、これはたぶん薪割をして1~2か月くらいしかたっていないのではないか、と思えるような乾燥していない薪でした。
プラタナスは夏に準備していたので、この薪を11月から使うわけにはいかず、購入した薪を最初に使い、無くなったら自分が準備した薪を燃やそうと考えていたのですが、それよりはるかに乾いていない薪でした。
妻は「二度とこの業者は使わない!」と激怒していました。まあ、値段の割に量が多いので質については仕方ないところです。このあたりについては、また別の機会に詳報します。
仕方がないので、自分が準備したプラタナスから燃やすことにしました。多少なりとも乾燥させれば購入した薪も燃えるようになるでしょう。
しかし、半年くらいしか乾燥させていない薪。燃えはするのですが、熱量が足りません。仕方なく空気をあまり絞らずに焚いていました。
このため、ものすごい勢いで薪が減っていきました。これが2つ目の誤算でした。
元々、広葉樹の中では密度が高くなく、薪の「もち」が良くなかったというのもあるのでしょうが、当初、2月末くらいまでは持つだろうと思っていたのですが、1月20日過ぎには7棚を燃やしつくします。
想定より1か月以上早く購入した薪を燃やし始めることになりました。
4.薪が無い!?
購入した方の薪も、乾燥が十分ではないので、結局空気を絞らずに燃やすしかありません。こちらも想定よりかなり早いペースで薪が燃えていき、1か月で約半分がなくなりました。1か月に2.5棚分を燃やした計算です。
これから3月を迎え、日も長くなってくるので、薪の消費量は減るでしょうが、もう残りは針葉樹の廃材を合わせても3棚くらいしかありません。
非常に心細い気持ちになります。
もちろん、別の業者を含め薪を新たに購入すればいいのですが、我が家の家計では新規購入という選択肢は厳しいです。
電気を使うエアコン暖房や蓄熱式の暖房器なら、こういう気持ちになることは無いでしょう。寒いならスイッチを入れる。暖かくなったら切る。使った分の電気量は翌月に請求が来て口座から引き落とされるだけです。
薪が無くなりそうになると感じるこの心細さ。まるで貯金を使い果たしたような沈んだ気持ちになります。
この点は、薪ストーブライフのマイナスポイントですね。
とりあえず、少しでも長く薪を持たせるため、外出前と寝る前は薪を追加しないことにしました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
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