ゆらめく炎とエアコンとは質の違う暖かさ。
家を新築するとき、または、リフォームするときに自宅に薪ストーブを導入したいと考える方が多いと思います。
一方で、薪の調達方法はどうする?本当に暖かいの?費用はどのくらいかかるの?外出するときに火がついたままで危なくないの?などと疑問や不安に思い、色々と調べている方もたくさんいるのではないでしょうか。
このブログでは、薪ストーブ歴11年の筆者が、これまでの薪ストーブライフを元に、薪ストーブ導入のメリット、デメリット、苦労や楽しさについて赤裸々に語っていきます。
これから薪ストーブを導入しようという人、また、設置したけれど上手に使えていない人にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
記念すべき第一回目の今回は、薪ストーブは本当に暖かいの?です。
結論から言いますと薪ストーブは暖かいです。
よくエアコンや石油ヒーターとは違う暖かさがあると言われていますが、どういうこと?と思われている方も多いと思います。どういう暖かさか?
それは、暖かいことに気づかない暖かさ。言い換えれば、外が寒いことを忘れる暖かさです。
何だかそれこそどういうこと?と言われてしまいそうですが、実際薪ストーブユーザーなら共感できるのではないでしょうか。
我が家では、夜寝る前の室温は大体24度くらいになっています。これは、山形だと5月半ば、もしくは9月下旬の最高気温と同じです。上着を脱いでYシャツ一枚でちょうどいい気温。
この季節に外にいて、皆さん、暖かいって実感していますか?
何かの暖房器具で暖められている・・・この場合は太陽に暖めらえているとか感じますか?意識していないですよね。
そういう気温だから、そういう季節だから、自然とそういう服装になりますよね。
それは、どこに行ってもその気温だからです。
我が家では、冬になると家の中の扉という扉はすべて開け放ちます。家中を1台の薪ストーブで暖めています。家中が暖かいので、外に出るときにびっくりします。あれ、きょうってこんなに寒かったんだって。
エアコンや石油ヒーターは、部屋を暖めているな・・・って感じる暖かさですが、薪ストーブは薪ストーブで部屋を暖めているとは感じない。それくらい家の「空気」だけでなく、「床」や「壁」、「天井」、すべてが暖かくなる。そういう暖かさがあります。
ただ、こうした暖かさを享受するには、一つ、大きな条件があります。
それは、一日中薪ストーブを焚いていること。
少なくとも10時間くらいは薪ストーブを連続して使っていないと、こういう暖かさにはなりません。
いやいや、日中は仕事に出てるからそんなに長い間連続して薪ストーブ使っていられないよ・・・。という方も多いですよね。
次回は、そのあたり、生活リズムに合った薪ストーブの使い方をした場合に、どのくらい暖かいのか―について書いていきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
人生、曇り時々晴れがいい。
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